「サーヴァント」の版間の差分

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(ページの作成:「{{基本情報 | 作品名 =Fate | 用語分類 = 種族分類 | 作中体系 = 使い魔 | 別呼称 = {{Ruby|ゴーストライナー|情報記録帯}} }} == 用語について == === 概要 === :奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する用語。 :'''使い魔として召喚された英霊の複製'''。 :主となるマ…」)
 
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:主となるマスターはサーヴァントを[[令呪|令呪]]によって従わせ、時に支援する。
:主となるマスターはサーヴァントを[[令呪|令呪]]によって従わせ、時に支援する。
{{Collapse top|bg=#9AF1E8|b-color=#9AF1E8|margin-left=0|1=召喚時の詠唱|width=60%}}
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{{Chant| |素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公}}
<span style="font-size:16px; color:#FF0000;">赤文字</span>は遠坂家限定の呪文
{{Chant| |祖には我が大師シュバインオーグ――|rcolor=#FF0000}}
<span style="font-size:16px; color:#8000FF;">紫文字</span>はバーサーカー召喚に必要な呪文。




{{Chant| |降り立つ風には壁を。}}
<span style="font-size:16px; ">素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。</span>
{{Chant| |四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ}}
 
<span style="font-size:16px; color:#FF0000;">祖には我が大師シュバインオーグ――</span>
 
 
<span style="font-size:16px; ">降り立つ風には壁を。</span>
 
<span style="font-size:16px; ">四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。</span>




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{{Chant| |繰り返すつどに五度。}}
<span style="font-size:16px; ">繰り返すつどに五度。</span>
{{Chant| |ただ、満たされる刻を破却する}}
 
{{Chant| |告げる。}}
<span style="font-size:16px; ">ただ、満たされる刻を破却する。</span>
{{Chant| |汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。}}
 
{{Chant| |聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ}}
 
<span style="font-size:16px; ">告げる。</span>
 
<span style="font-size:16px; ">汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。</span>
 
<span style="font-size:16px; ">聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ</span>
 
 
<span style="font-size:16px; ">誓いを此処に。</span>
 
<span style="font-size:16px; ">我は常世総ての善と成る者、</span>
 
<span style="font-size:16px; ">我は常世総ての悪を敷く者。</span>
 
 
<span style="font-size:16px;  color:#8000FF;">されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。</span>
 
<span style="font-size:16px;  color:#8000FF;">汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者。</span>




{{Chant| |誓いを此処に。}}
<span style="font-size:16px; ">汝三大の言霊を纏う七天、</span>
{{Chant| |我は常世総ての善と成る者、}}
{{Chant| |我は常世総ての悪を敷く者。}}


{{Chant| |されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。|#8000FF}}
<span style="font-size:16px; ">抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!</span>
{{Chant| |汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者――。|#8000FF}}


{{Chant| |汝三大の言霊を纏う七天、}}
{{Chant| |抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!}}
{{Collapse bottom}}
{{Collapse bottom}}


===[[英霊(奈須きのこ作品)|英霊]]の複製===
===[[英霊(奈須きのこ作品)|英霊]]の複製===
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これは英霊を現実に“在る”ものとして扱うもの……
これは英霊を現実に“在る”ものとして扱うもの……
もともと在るのか無いのからないものに、
もともと在るのか無いのからないものに、
クラスという器を与えて“現実のもの”にした使い魔だ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 第節</ref>}}
クラスという器を与えて“現実のもの”にした使い魔だ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 死界魔霧都市ロンドン 第8節</ref>}}
;*座に偉業を刻んだ本人ではない者が召喚される場合がある
;*座に偉業を刻んだ本人ではない者が召喚される場合がある
:ケースとしては[[燕返し(Fate)|その英霊の代名詞となる技が使える農民]]だったり、[[解体聖母|本人が正体不明]]なので近しい面の存在を呼び寄せるなど。
:ケースとしては[[燕返し(Fate)|その英霊の代名詞となる技が使える農民]]だったり、[[解体聖母|本人が正体不明]]なので近しい面の存在を呼び寄せるなど。
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真犯人が判らなくとも、名称さえ知っていれば
真犯人が判らなくとも、名称さえ知っていれば
適応したサーヴァントが召喚されるという訳だ。
適応したサーヴァントが召喚されるという訳だ。
……そういう意味では、ハサン・サッバーハに似ているな。</pre>|ref=<ref>Fate/Grand Order アタランテ 幕間1</ref>}}
……そういう意味では、ハサン・サッバーハに似ているな。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} アタランテ 幕間1</ref>}}
====時代への適応====
====時代への適応====
;*サーヴァントは召喚される時代に適応できるだけの知識を与えられる
;*サーヴァントは召喚される時代に適応できるだけの知識を与えられる
:聖杯から召喚されたサーヴァントは知識を聖杯から与えられる。
:聖杯から召喚されたサーヴァントは知識を聖杯から与えられる。
:世界から召喚されたサーヴァントは知識を世界から与えられる。
:世界から召喚されたサーヴァントは知識を世界から与えられる。
:{{Blockquote|text=<pre>ウェイバーの知る限りでは、英霊はサーヴァントとして聖杯に招かれた時点で、聖杯からその時代での活動に支障がない程度の知識を授けられるのだという。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 第節</ref>}}
:{{Blockquote|text=<pre>ウェイバーの知る限りでは、英霊はサーヴァントとして聖杯に招かれた時点で、聖杯か
らその時代での活動に支障がない程度の知識を授けられるのだという。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|Zero1}} P136</ref>}}
;*自分の死後の世界情勢を知ったことで思想や信条に変化が起きる場合がある
;*自分の死後の世界情勢を知ったことで思想や信条に変化が起きる場合がある
:基本的に当世の風潮に合わせようとするも[[新天地探索航|全く変わらない価値観のまま]]という場合もある。
:基本的に当世の風潮に合わせようとするも[[新天地探索航|全く変わらない価値観のまま]]という場合もある。
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いつも言ってたか。王も部下も似てるもんだ。現界すれば世界から相応の知識を授けられ
いつも言ってたか。王も部下も似てるもんだ。現界すれば世界から相応の知識を授けられ
るんだから、その知識によって豹変する部下がいてもおかしくあるまい。後継者戦争なん
るんだから、その知識によって豹変する部下がいてもおかしくあるまい。後継者戦争なん
て結末は、誰ひとりとして望んじゃいなかっただろう」</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 第節</ref>}}
て結末は、誰ひとりとして望んじゃいなかっただろう」</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|エルメロイの事件簿}}</ref>}}
;*逆に知識を与えられない場合も存在する
;*逆に知識を与えられない場合も存在する
:持っている宝具や能力で公平さを与えられるために知識が引かれる。
:持っている宝具や能力で公平さを与えられるために知識が引かれる。
78行目: 94行目:
かの御山の御子に尋ねたところ、
かの御山の御子に尋ねたところ、
神剣所有のあどばんてーじの分、
神剣所有のあどばんてーじの分、
引かれているようだと云っていたが―――</pre>|ref=<ref>Fate/Grand Order 宮本伊織 バレンタイン</ref>}}
引かれているようだと云っていたが―――</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 宮本伊織 バレンタイン</ref>}}
 
====座への帰還====
====座への帰還====
;*サーヴァント自体に消滅はなく、絶命しても本来の場所に帰るだけ
;*サーヴァント自体に消滅はなく、絶命しても本来の場所に帰るだけ
164行目: 181行目:
その後の魔力維持は各々が受け持っております。
その後の魔力維持は各々が受け持っております。
人のように食べ、眠り、自ら魔力を生成して、ですな。</pre>|ref=<ref>Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線バビロニア 第4節</ref>}}
人のように食べ、眠り、自ら魔力を生成して、ですな。</pre>|ref=<ref>Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線バビロニア 第4節</ref>}}


=={{Ruby|クラス|役割}}==
=={{Ruby|クラス|役割}}==
265行目: 281行目:
来訪したとされる“異存在”……。
来訪したとされる“異存在”……。
本来なら英霊ではないのですが、サーヴァントと性質が
本来なら英霊ではないのですが、サーヴァントと性質が
酷似している為、特例中の特例として認定されました。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 第節</ref>}}
酷似している為、特例中の特例として認定されました。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} サーヴァント・サマーフェスティバル</ref>}}




==異聞帯サーヴァント==
===異聞帯サーヴァント===
===異聞帯を起源に持つ英霊===
;*異聞帯を起源に持つ英霊
;*その世界に存在しないものへの抗体が存在しない
:その世界に存在しないものへの抗体が存在しない
:ロシア異聞帯では芸術が存在しなかったため[[死神のための葬送曲|芸術由来の宝具]]が覿面に効く。
::ロシア異聞帯では芸術が存在しなかったため[[死神のための葬送曲|芸術由来の宝具]]が覿面に効く。<s>ちなみに異聞帯サーヴァントではなく異聞帯の王である</s>
:{{Blockquote|text=<pre>異聞帯サーヴァントである彼には殊更、
:{{Blockquote|text=<pre>異聞帯サーヴァントである彼には殊更、
芸術の影響が大きいのね。}
芸術の影響が大きいのね。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}}  永久凍土帝国アナスタシア 第1節</ref>}}
汎人類史の英霊
;*汎人類史のサーヴァントも記憶が混濁する
;*汎人類史のサーヴァントも記憶が混濁する
:本来の土地の最後の力で召喚した汎人類史のサーヴァント。
:本来の土地の最後の力で召喚した汎人類史のサーヴァント。
281行目: 296行目:
その最後の断末魔で召喚されたはぐれサーヴァントだ。
その最後の断末魔で召喚されたはぐれサーヴァントだ。
汎人類史の記憶は曖昧な記録となり、
汎人類史の記憶は曖昧な記録となり、
この異聞帯の記憶が混在している。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 第節</ref>}}
この異聞帯の記憶が混在している。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 永久凍土帝国アナスタシア 第15節</ref>}}
 


===人理回復までの戦力===
====人理回復までの戦力====
;*人理回復のための戦力として汎人類史でも召喚できる
;*人理回復のための戦力として汎人類史でも召喚できる
:ただし[[カルデア式召喚術]]に限る。
:ただし[[カルデア式召喚術]]に限る。
292行目: 306行目:
こちらに呼びつけられた異聞帯の王。
こちらに呼びつけられた異聞帯の王。
その私に近しいものは、同じようにこちらに
その私に近しいものは、同じようにこちらに
召喚される可能性がある。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 第節</ref>}}
召喚される可能性がある。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 常夏精霊領域ハワトリア エピローグ</ref>}}




==異星の使徒==
===異星の使徒===
===不死===
;*改造サーヴァント
;*なんども致命傷を負っても霊核が砕けない
:なんども致命傷を負っても霊核が砕けない
:直接的に霊核が砕けると消滅する。
::直接的に霊核が砕けると消滅する。
:{{Blockquote|text=<pre>普通のサーヴァントなら、ま、
:{{Blockquote|text=<pre>普通のサーヴァントなら、ま、
12回? は死んでいただろうよ。
12回? は死んでいただろうよ。
だが、あいにく儂は『異星の神』が
だが、あいにく儂は『異星の神』が
手を加えた外道造りだ。
手を加えた外道造りだ。
死に損ないのまま目を覚ましてよ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 第節</ref>}}
死に損ないのまま目を覚ましてよ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 妖精円卓領域キャメロット 第4節</ref>}}




346行目: 360行目:
 自分のサーヴァントを強くしたいのならそれが一番効率が
 自分のサーヴァントを強くしたいのならそれが一番効率が
いい。人間を殺してサーヴァントへの贄にするマスターは、け
いい。人間を殺してサーヴァントへの贄にするマスターは、け
っして少なくないわ」</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FSN}} 第節</ref>}}
っして少なくないわ」</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FSN}} </ref>}}




360行目: 374行目:
無垢な魂を持った子供。
無垢な魂を持った子供。
これを用いて英霊と子供を一つの存在にし、
これを用いて英霊と子供を一つの存在にし、
彼らに「人間に」なってもらおう、とね。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 第節</ref>}}
彼らに「人間に」なってもらおう、とね。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 神性円卓領域キャメロット プロローグ</ref>}}
;*マシュ・キリエライト以外の成功例は存在しない
;*マシュ・キリエライト以外の成功例は存在しない
:英霊は、たとえ反英雄であろうと人間との融合を拒否する。
:英霊は、たとえ反英雄であろうと人間との融合を拒否する。
384行目: 398行目:
 魔術回路の質や才能といったものでしょうか?」
 魔術回路の質や才能といったものでしょうか?」
「そのあたりは当然として、後は魂のカタチね。
「そのあたりは当然として、後は魂のカタチね。
 最終的にどんな人間として終わるか。」</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} </ref>}}
 最終的にどんな人間として終わるか。」</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 絶対魔獣戦線バビロニア 第10節</ref>}}
;*新たな人格を形成する場合がある
;*新たな人格を形成する場合がある
:基本的に憑依する英霊・神霊の方が霊子が多いため人間の人格は閉じ込められる。
:基本的に憑依する英霊・神霊の方が霊子が多いため人間の人格は閉じ込められる。
391行目: 405行目:
:{{Blockquote|text=<pre>記憶を取り戻したことで、意識に浮上してきたらしい。
:{{Blockquote|text=<pre>記憶を取り戻したことで、意識に浮上してきたらしい。
普通の疑似サーヴァントは、もっと融合するみたいだが。
普通の疑似サーヴァントは、もっと融合するみたいだが。
なんでも……非効率だから嫌なんだとさ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 第節</ref>}}
なんでも……非効率だから嫌なんだとさ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} レディ・ライネスの事件簿 第3節</ref>}}




417行目: 431行目:
::作中ではスペース・イシュタルが登場する。
::作中ではスペース・イシュタルが登場する。
:{{Blockquote|text=<pre>そっかー! 実際は何万光年も離れている星を
:{{Blockquote|text=<pre>そっかー! 実際は何万光年も離れている星を
見かけ上つないだ、『星座』のような概念霊基なんだ!</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} 第節</ref>}}
見かけ上つないだ、『星座』のような概念霊基なんだ!</pre>|ref=<ref>{{Ref:Fate|FGO}} セイバー・ウォーズⅡ 第節</ref>}}




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[[Category:用語(種族)]]
[[Category:用語(種族)]]
[[Category:霊体]]
[[Category:霊体]]
[[Category:未完了ページ]]
[[Category:奈須きのこ作品]]
[[Category:奈須きのこ作品]]
[[Category:奈須きのこ/用語]]
[[Category:奈須きのこ/用語]]