神罰の野猪
| 神罰の野猪 | |
|---|---|
| 作品名 | Fateシリーズ |
| 分類 | 道具 |
| 使用者 | アタランテ、アタランテ[オルタ]、アルテミス |
| 作中体系 | 宝具 |
道具について
来歴
- 処女神アルテミスが地上へ派遣した魔猪の皮
- 神話においてアタランテはカリュドンの討伐に参加しメレアグロスに皮を譲られた。
- それに反発した他の参加者と殺し合いになり性愛や恋に対する嫌悪へ繋がった。
憎悪と妄執に彩られた皮を、アタランテは己の所有物とした。これはアルテミスの啓示 のようにも思えたのだ。 恋をしてはならない、愛に堕ちてはならない。それは憎悪を生み出す代物でしかない。
- 生前に使用したことはない
- そのため常時使用状態となる異霊のアタランテは精神が付いていかない。
毛皮は―――どうなったのか。 宝具として登録されていることから察するに、 私が手に入れてしまったのかもしれないが。 ……これを使った記憶はない。
発動時の描写
- 全体的に黒く染まる
- 衣装が黒く染まり、黒い靄が体を取り巻く。
- 肩にはカリュドンの猪の頭部がある。
翠緑の衣装が、黒く染まる。赤く染まった虹彩が蛇のようにルーラーを射竦めた。 そして、〝赤〟のアーチャーを守護するかのように黒い靄が彼女を取り巻く――。
基本情報
| 宝具ランク | 種別 | レンジ | 最大捕捉 |
| B+ | 対人(自身)宝具 | 0 | 1人 |
| 宝具による効果 | |||
| 怪物化(狂化、変化などのスキル獲得) | |||
狂魔獣化
Aランク狂化に相当する力と環境に応じて特質を獲 得するAランクの変化スキルを獲得。代償として理性 は消失し、状況によっては己のマスターですらも識別 不可能となる。(以下略)
- 発動後は黒い渦が体を取り巻き不定形のような動きをする
- 人の形をしたスライムのように挙動の起こりが見えず、関節や神経などの制約も無視する。
しかし、彼女の速度は最早生物の領域を遥かに超越している。 …(略)… ギリシャの名高き英雄たちが苦戦したのも無理はない。生物としてあるべき骨、神経、 肉、そういったものが存在しないように振る舞っている。 まるでたまたま人の形を取った不定形生物と戦っているようなものだ。
変化スキル
- 体を作り替えるスキル
- 生体器官を生やして翼とするなど変形能力を発揮する。
- 腕を捻るなどの苦痛をもたらす変化も可能。
- 元となった魔獣が苦痛を是とするため強いデメリットにはならない。
なるほど〝赤〟のアーチャーであれば、飛翔することなどできはしない。しかし、魔獣 は別だ。彼女が身に纏った『神罰の野猪』は憎悪と欲で織り成される布。 飛翔できないのであれば。 飛翔できるように体を作り替えるだけ。
解除方法
- 皮を力づくで剥がすことにより解除される
- 異霊のアタランテ[オルタ]でも同様。
- 解除された場合は元の霊基へ変化する。
使用者との関連性
アタランテ
- 能動的に使わない
- 宝具として持っていることを認知しながらも使う発想に至らない。
- 外部から使用を促されて思い出すか[8]、憎悪に心が染まった時に使用する。
使おう、などとは考えもしなかった。 けれど、魔獣の皮はここにある。宝具として確かに存在する。 本人がこの現世に持ち込みながら、今の今まで使い道が分からなかった無意味な宝具。 分かった。 分かってしまったのだ。この宝具は、己が憎悪を抱いたときに初めて行使できるもの。 自分がどうなってもいい、相手の惨殺をただただ望んだときに舞い降りる天恵。
- 弓が「闇天の弓」(読みは同じくタウロポロス)になる
- 『天穹の弓』が封印される。
- 変化スキルを使って腕を何回転も捻り、放つ矢にむりやり旋条をつける。
腕が翼を自分自身で雑巾のように絞り上げ、黒い矢に捻りを加えて音速で射出 する。それは疑似的施条であり、生物には不可能な矢の打ち方である。
アタランテ[オルタ]
- 獣化した状態で召喚される
- 生前に使用したことはなくFate/Apocryphaで使用した姿が座に登録されたもの。
- 狂化のランクが下がっており、常に鋭い頭痛を抱えている(スキルではない)[11]。
- 解除条件を満たした時はアーチャークラスへ変化する。
怒りに任せての変身ではなく、既に獣化した状態での召喚のため宝具として使用したときよりランクが落ちている。
アルテミス(神話上)
- 任意の生物に被せて派遣する
- アタランテは対人(自身)宝具のため自分にしか使えない。
- 獣を包めばカリュドンの魔獣の如き大魔獣を作り出せる。
月女神の御使い、神罰の象徴。そして同時に、憎悪と欲望の塊。 猪を包めば国土を荒らす大魔獣に、人を包めば人を超越した怪物に、英雄を包めば―― その身は、魔人へと成り果てる。
その他
元ネタ
- カリュドーンの猪
- ギリシャ神話に登場する怪物。
- カリュドーン王オイネウスがオリュンポスの神々の生け贄を捧げる際に、アルテミスを入れ忘れてしまったことで彼女の怒りを買い、国土に放たれた巨大な猪。
- 猪はカリュドーンの家畜や農民たちを殺し、農作物に大損害を与えたため、オイネウスはギリシャ中の英雄を募り、猪を殺した者にその皮と牙を与える報酬を出した。
- 集まった勇士たちは犠牲を出しつつも六日間の狩りの末に猪を仕留めた。
- とどめを刺したメレアグロスは「最初に猪に血を流させたアタランテーに皮を贈る」としたところ、かねてよりアタランテーが気に入らなかった叔父たちと諍いになり、メレアグロスはアタランテーの前で苦しみながら死ぬ。
- この出来事にショックを受けたアタランテーは結婚をしない誓約を立てたという。
関連項目
- 神罰の野猪の道具分類。
- 使用者の別の宝具。
引用元
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.5「邪竜と聖女」.TYPE-MOON,2014, P42
- ↑ Fate/Grand Order.ディライトワークス,アニプレックス,2015.(Android/iOS) アタランテ[オルタ] 幕間の物語
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.5「邪竜と聖女」.TYPE-MOON,2014, P44
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.5「邪竜と聖女」.TYPE-MOON,2014, P174
- ↑ Fate/Apocrypha material COLOPHON.TYPE-MOON,2015, P154
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.5「邪竜と聖女」.TYPE-MOON,2014, P75
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.5「邪竜と聖女」.TYPE-MOON,2014, P133
- ↑ Fate/Grand Order.ディライトワークス,アニプレックス,2015.(Android/iOS) Apocrypha/Inheritance of Glory 第五節
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.5「邪竜と聖女」.TYPE-MOON,2014, P42
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.5「邪竜と聖女」.TYPE-MOON,2014, P176
- ↑ Ref:Fate|FGOmate}} P87
- ↑ Ref:Fate|FGOmate}} P86
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.5「邪竜と聖女」.TYPE-MOON,2014, P44