半妖(緑陽のクエスタ・リリカ)
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半妖(緑陽のクエスタ・リリカ) | |
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作品名 | 緑陽のクエスタ・リリカ |
用語分類 | 種族分類 |
別呼称 | 歪み者 |
用語について
概要
- 緑陽のクエスタ・リリカに登場する用語。
- 森妖精や妖魔と混血の人間。
半人半魔
- 人間と森妖精の混血
- 聖書において魔獣と等しく歪みを抱えるため抹殺や消去が推奨されている。
- 被差別種族であり、人権はほとんど無いに等しい。
- 作中で登場したのは容姿が優れている以外に目立った能力がない一般人ばかりである。
半妖――—。人間と異種族の混血とされる種である。 彼らは神に見捨てられた種だった。神は混血を赦さなかったのだ。その血は神が疎んだ 禁忌の象徴。歪みの魂を持って生まれた彼ら彼女たちは、寵みの魂に災いをもたらす、忌 むべき鬼子である。神も教会も、そう定めていた。 人間扱いなどされない彼らに人権などあるはずがなく、そんな者が行方不明になったと ころで、街の治安を維持する衛視たちが取り合うはずもなかったのだ。
特徴
- 優れた容姿と淡く尖った耳
- 耳は森妖精ほどに鋭くなく、人間よりは明らかに目立つかたちをしている。
- 見た目が美しいため観賞用奴隷として売られたり、娼婦に身をやつしたりする娘が非常に多い。
取り替え子
- 人間が理由もなく半妖を産んでしまう現象
- 迷信や諸説あるが結局何も判明していない。
- 生んでしまった人間はあまりの悲しみに発狂死することもある。
原因はなにも判明していない。ある識者は、先祖に異種族を持った者の血が、突然に歪 みを孕んで目覚めたのだ、とも伝えている。またある識者は、妊婦が歪み者と接触したこ とで、歪みが胎児に感染し鬼子へと変貌するのだとも語っている。 どちらにせよ、両親が共に人間であるにも拘わらず、半妖の特徴を持って生まれた歪み 者の子を、取り替え子と呼ぶのだった。