断頭の刃
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断頭の刃 | |
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作品名 | Dies irae |
分類 | 術技 |
使用者 |
ジークリンデ・エーベルヴァイン、 アルフレート・デア・フォーゲルヴァイデ、 フォルカー・バルリング、 ジェーン・ドゥ、 霧咲鏡花 |
作中体系 | ??? |
術技について
概要
- 神座万象シリーズのDies iraeに登場する術技。
- 罪姫・正義の柱を使用した術。
- エイヴィヒカイトの防御能力と諏訪原市内の人間全員の危機感の全てを無効化する。
- 念の強さとしては作中で最強クラスであり、対魔術に特化した聖遺物・能力であっても例外なく無効化される。
詠唱
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フリストス・アネステ・エク・エクローン……ファナト・ファナトン・バーチサス
我ら死を以って死を滅ぼし、墓の王に定命の理を与える者なり
ケティス・エンティス・マシ・ゾイン……ファナト・ファナトン・ハリサメノス
来たれ、ハリストスの前に伏し拝まん。我が魂よ、何ぞ悶え泣き叫ぶや
我らを攻むる者 我らに楽しみを求めて言えり。今こそ、我が為に――
シオンの歌を歌えよ、アリルイヤ! |
発動時の様子
- 鐘の音が聴こえる
- 存在しない鐘の音が耳に届く。
- 死にたいという気分を味わう
- 何か(危機感)を抜き取られる感覚に陥る。
- 奪って断頭の自殺願望を感化させる。
輪唱する祈りは一人のものではない。重なり合うそれが鐘の音に反響して音 叉のように夜を震わし、黒円卓の戦鬼たちから何かの感覚を奪い取る。 代わりに感じたのは、奇妙な安らぎだった。まるでその手に抱かれ、 永劫の眠りにつきたいと狂おしく願いかけてしまうほど……こんな気分を味 わった彼らにとって二度目だった。
危機感破壊
- 超人特有の凡人に対する慢心と同調・増幅・伝播させる呪詛
- エイヴィヒカイトの防御能力を無効化、痛覚などの危機感を破壊、再生も阻害する。
- 危機的状況だと理解できても危機感を抱けないが、直感などの危機感や防衛・生存本能に追随しないものは破壊されない。
- シャンバラの特性を利用した呪いであるため、諏訪原市内全てに影響が発生する
- 黒円卓のみならず諏訪原市にいる者ならば危機感が破壊される。
「これはつまりそういうこと。我々が入手し、この街に運び込んだギロチンの 呪いだよ。そしておまえ達に共通する、他者を舐めきっているという危機感の 欠落した在り方。もとよりこのシャンバラは、おまえ達の渇望、魂、歪んだ祈 りを黄金に錬成するための毒壺だ。平たく言えば、内面の病理が投影され、現 象に具現されやすい特性を持っている。 ならばこそ、他者の心に同調し、それを引きずり出せる者が音叉となれば、 この地に限りおまえ達の鎧を剥ぐことも可能である、というだけのこと」
耐久不能な念の質量
- 作中最強クラスの神格に匹敵するとされる
- 同じく神格クラスでなければ弾き返すことは不可能。
質として正反対の位相でありながら、念の規模は劣らない。 つまり、黄金と水銀に匹敵するほどの何かだという……
使用者との関連性
精神感応と思念同調
-諏訪原市の内面を投影しやすい特性をジークリンデ・エーベルヴァインの能力で増幅させている。
- ジークリンデの精神感応、思念同調能力を音叉として発動させる呪い。
その他
元ネタ
- フリストス・アネステ・エク・エクローン……ファナト・ファナトン・バーチサス
我ら死を以って死を滅ぼし、墓の王に定命の理を与える者なり
ケティス・エンティス・マシ・ゾイン……ファナト・ファナトン・ハリサメノス
- 正教会の聖歌 『主の復活の讃詞』
- 来たれ、ハリストスの前に伏し拝まん。
- 亜使徒聖ニコライ祭 聖体礼儀の聖歌
- 我が魂よ、何ぞ悶え泣き叫ぶや
- 正教会の聖歌「我が霊よ 爾何ぞ悶え泣き叫ぶや」
- 我らを攻むる者 我らに楽しみを求めて言えり。今こそ、我が為に――
シオンの歌を歌えよ、アリルイヤ!
- 正教会の聖歌「ワビロンの河辺」
関連項目
断頭の刃を発動させる聖遺物
引用元