スプンタ・マンユ(黒白のアヴェスター)
ナビゲーションに移動
検索に移動
スプンタ・マンユ(黒白のアヴェスター) | |
---|---|
作品名 | 黒白のアヴェスター |
分類 | 存在 |
使用者 | - |
作中体系 | 星霊 |
存在について
概要
来歴
- 中性子星の星霊
- 恒星が生を終えてなお〝生きている〟と定義できる星。
- 中性子星を残骸ではなく転生した星とみなしている。
ゆえにブラックホールほど強力ではないのだが、見方を変えれば〝まだ生きている星〟 だった。恒星の死が残した現象ではなく、新たに生まれ変わった命だと言えるだろう。
星体
- 人類が居住不可能は超重力と磁場の星
- 重力は人類が居住可能な星の数千億倍で射程圏内に入れば即死。
- 秒間数百回の自転が生み出す磁場が放射される。
- 地表からガンマ線の嵐が放出されている。
聖王領を始めとする人類が居住可能な星に比べ、表面重力は数千億倍。立ち上がるどこ ろか1ミリの山も作れず、〝彼〟の勢力圏に入ったが最後、あらゆるものは影も残らず粉砕 される。秒間数百回もの自転が生み出す狂った磁場のパルサーが、この天体を王の宝冠が ごとく彩っていた。
魂体
- 青紫に輝く鬣を持つ馬のような荒ぶる神獣
- 鬣は電磁波で編まれている。
- 一般的な馬と同じサイズであるが生命圧は七百年前の第一位魔王を凌駕する。
- 戦闘力は全義者の頂点。
大きさは一般的な馬と同程度だが、もとより爆縮によって生まれた星だ。むしろコンパ クトになったほうが数段増しで恐ろしい。
超重力突進
- 星体の超重力を乗せた突進
- 星霊としての権能も載せており、中性子星の限界を超越してブラックホールすらも踏み砕く。
- 余波でガンマ線バーストが発生する。
- エネルギーは恒星が生涯で生む量を超え、数万光年先の星すら壊滅させる。
真の脅威は超重力が乗った突進による衝撃だった。星霊としての権能を全開放したスプ ンタ・マンユは、瞬間的にブラックホールすら踏み砕く。 自我を持つ生命体だからこそ、物理現象の因果を覆す意志があった。成り損ないゆえ暗 黒天体より劣るなどと、そんな常識は通用しない。
使用者との関連性
孤高の戒律
- 仲間を持たないという戒律
- 結束を売りにする義者が孤独を選んだことで一人で魔王と戦えるほど力を増す。
- 同じ義者がいようと省みずに巻き込む。
- 篤い慈悲の心を持つため効果は更に上がっていると思われる。
義者に属しながらも孤高、孤絶。仲間を持たないという戒律によって、情を捨てる代 わりにスプンタ・マンユは無双の力を手にしているのだ。仮に他の戦士がこの場にいても、 星霊は何ら顧みぬまますべてを蹄に掛けるだろう。
その他
元ネタ
- スプンタ・マンユ (アヴェスター語:Spənta Mainyu)、
- スペナーグ・メーノーグ(パフラヴィー語:Spenāg Mēnōg)
- ゾロアスター教に登場する神性。
- 名はアヴェスター語で「聖霊」を意味する。
- 善神アムシャ・スプンタの筆頭で、「創造」を司るとされる。中世以降はアフラ・マズダーと同一視された。
- 神話において世界の始まりの時にもう一人の創造神アンラ・マンユと出会い、スプンタ・マンユは「善」、アンラ・マンユは「悪」の属性を選択した。
- そして互いにの原理に基づいて万物を創造し、この世界は善と悪が入り混じって相争う世界になったという。
関連項目
- スプンタ・マンユの種族分類。
引用元