電脳空間で自由自在に行動できるよ
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電脳空間で自由自在に行動できるよ | |
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作品名 | 魔法少女育成計画 |
分類 | 能力 |
使用者 |
|
作中体系 | 固有魔法 |
能力について
電脳世界創造・改変
冷静なふりをしているが、驚いていた。ゲームといわれても、シチュエーションの異常 さ以外は現実感が溢れている。廃ビルの埃臭さやカビ臭さ、容赦なく降り注ぐ陽光、骸骨 を殴った時の感触、今自分が立っている地面の確かさ、全てが現実であると主張している。
- 最低でも81の電脳世界を創造できる
- データさえあれば魔法少女の能力やステータスを再現できる。
少女が右手を顔の高さに掲げた。指先に埃が集まり、それは螺旋を描いて光り輝く粒子 となり、四角い形となって全面が白い9×9マスの立方体パズルを作った。立方体パズル は少女の指先で浮遊しながら触れられもせず形を変え、ある一面に何もないマスが現れ た。 (中略) 「なにがいいたいかわかる? この小さな四角形一つの中で、世界を一つ作って、魔法少 女のデータを再現していた。あたしにはそれができるってこと」
現実浸食
- 強制的に電脳世界に引きずり込む
- 電脳世界から送ったメールを受け取った人物を強制的に電脳世界に引きずり込む。
- 電脳世界で死亡した人物の肉体へ魔法少女でも耐えられないほど心臓へショックを与えて殺害可能。
全能
- 電脳空間内では全能性を誇る
- 物理・魔法による干渉が無効。
- 電脳空間外からの攻撃は受ける。
「あたしの心、読もうとしたよね? ひょっとしたら弱点があるかもとか思ってここに来 た? そんなのあるわけないってば。あたしはここじゃ無敵だよ。なんだってできるし、 なんにも効かない。神様と同じだよ。スノーホワイトの同期にねむりんって子がいたじゃ ん? あの子と似たようなもんで、この世界にいる限り誰もあたしに手出しなんかできな いから。弱点なんかない。だから心を読まれて困ることなんてない。」
欠点
- 電脳空間外からの攻撃に対しての無敵性がない
- 師匠に捕まえられた事実が存在する。
私の魔法の本質は水晶玉でのピーピングにあるわけではない。水晶玉に映し出された対 象をこちら側へ引っ張り出すことすにある。対象がどこにいてもいい。距離どころか世界の 枠さえ問わず、電脳空間の中に逃げこんだ相手を引っ張り上げたこともあった。
- データからの再現・創造には負荷がかかる
- ある程度負荷に耐えられる情報媒体が必要と思われる。
- 再現する際は元のデータを持っている必要がある。
「どういうことかわかった? ラ・ピュセルもハードゴア・アリスも、他の魔法少女だっ てゲームの中で再現することができる。生きてた頃と何も変わらない。記憶もそのまま 引き継いだ、完璧完全に本人そのまま、よくわかんないけどたぶん魂だってあると思うよ。 容量もスペックもなにもかも無視してスノーホワイトのためだけに作ってあげる」
電脳空間について
マスターサイド
- モニターを光源とする不潔な部屋
- 入口のドアは自動ドアとなっている。
- 作中でちゃんと閉まらないうるさいドアだったので、静かに開く自動ドアに作り変えた。
- 埃が舞い、物が散らかっており、黴臭い。
- 埃は「魔法少女育成計画」の粒子に変わるなど、演出に使われる。
- 大量のモニターが並んでおり、全エリアを監視すると同時に部屋の光源となっている。
- モニターが動いていないときは、入口自動ドアの曇ったガラスからの光が唯一の光源となる。
部屋の中には無数のモニターが並び、「魔法少女育成計画」内の各所が、荒野エリア、 草原エリア、街中、それに未開拓のエリアが固定カメラで撮影されているかのように整然 と並んでいた。壁に埋め込まれたもの、床に据え置かれたもの等、前後左右はいうに及ば ず、天井や床にもモニターは並び、部屋の中を照らし出している。
データベース
魔法少女たちの詳細なデータベース
- 使用者(キーク)が集めた電脳空間のデータベースにアクセスできる
- 対象の魔法少女について情報を引き出せる。
- データベース自体はアクセス権限さえあればアクセスできる
元の主であるキークは、魔法少女を愛し、彼女なりに考えた正しい魔法少女像を模索し ていた。その過程で蓄積された魔法少女の資料が、ファルの中に詰まっている。単なる名 鑑、名簿ではない、性格傾向や裏の仕事まで含めた膨大なデータ集だ。
改造電子妖精「ファル」
来歴
- 廃棄されるはずだったFAシリーズのマスコット
- キークが拾い上げて改造した。
- 通常では持ち得ない複数の能力がある。
ハッキング能力
- あらゆる電子暗号を解錠する
- 匿名性は無くなり、対象を特定できる。
ファルの能力を使えば、匿名性は無いに等しく、容易く送信者を特定することができた。
電脳空間への誘引
- プログラムを起動させて電脳空間の空きスペースへ引きずり入れる
- プログラムは前もって端末などに仕込んでおく必要がある。
(前略)さらにスノーホワイトの家族親族友 人知人思いつく限りの人間が所持する携帯端末にプログラムを潜ませ、有事の際にはキー クが使用していた電脳世界の空きスペースに引きずり入れる。
魔法少女探知
- 最大半径二百メートル以内にいる魔法少女存在を感知する
- 射程内の人数が多ければ精度を下げるか、半径を縮める。
- 魔法少女存在を感知すれば使用者の変身機構を起動させ魔法少女に変身させる。
半径二百メートル以内の魔法少女存在を監視し、スノーホワイトと変身機構を共有する ことで急なアクシデントにもナノ秒単位で対応する。
その他
関連項目
- 前作で登場した魔法。夢世界でこの魔法と同様のことができる。
- 使用者の師匠の魔法。
- 電脳空間にいようと使用者を引きずり出せる天敵。
引用元
- ↑ 遠藤 浅蜊.魔法少女育成計画restart(前).宝島社,2012, P52
- ↑ 遠藤 浅蜊.魔法少女育成計画restart(後).宝島社,2012, P215-216
- ↑ 遠藤 浅蜊.魔法少女育成計画restart(後).宝島社,2012, P47-48
- ↑ 遠藤 浅蜊.魔法少女育成計画.宝島社,2014,P330
- ↑ 遠藤 浅蜊.魔法少女育成計画restart(後).宝島社,2012, P216
- ↑ 遠藤 浅蜊.魔法少女育成計画restart(前).宝島社,2012, P102
- ↑ 遠藤 浅蜊.魔法少女育成計画JOKERS.宝島社,2014, P179
- ↑ 遠藤 浅蜊.魔法少女育成計画JOKERS.宝島社,2014, P30
- ↑ 遠藤 浅蜊.魔法少女育成計画JOKERS.宝島社,2014, P44
- ↑ 遠藤 浅蜊.魔法少女育成計画JOKERS.宝島社,2014, P44