原初の人間(Fate)
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| 原初の人間(Fate) | |
|---|---|
| 作品名 | Fate |
| 分類 | 存在 |
| 使用者 |
アヴィケブロン(ソロモン・ベン・ユダ・イブン・ガビーロール)、 藤丸 立香(貸与) |
| 作中体系 | ゴーレム |
| 別呼称 | 王冠・叡智の光、自律式固有結界 |
存在について
形容
- 体長約十五メートルの未完成のゴーレム
- 自然の素材で作られている。
- 稼働させるための炉心があるが中身はなく、動いていない。
- 一時間ごとに体躯が倍増していき最終的に約一千メートルの巨人となる。[1]
製造の当初はただ、大型のゴーレムだとロシェは思った。体長はおおよそ十五メートル。 図抜けて高いが、驚異的という程ではない。ロシェの腕でも、この程度の大きさならば五 年の月日を費やせば鋳造可能だ。無論、彼が再現可能なのは大きさだけ。質という点では 比較にならないが。
生態
- 生物を取り込んで分解し魔力源とする
- サーヴァントも例外なく取り込む。
- 吸収したものの生命力・魔力量によって強化される。
血の一滴すら零さず分解――獣たちは純粋なエネルギーとなって巨人に吸収された。そ れは、彼らが望んで行ったことだ。知性無き獣たちは皆、彼に縋り付きたくて仕方ない。
- 頭部に霊核、心臓に炉心を持つ
- 霊核だけ破壊しても炉心および脚から得る魔力で高速復元(後述)するので死なない。
- 敵対者が原初の人間を殺そうとする場合、両足を大地から剥がした上で頭と心臓を同時に破壊しなくてはならない。
だが、更に問題なのは脳と足だ。あの巨人は人間やゴーレムというよりもサーヴァント に近い。頭部にも霊核が存在しており、心臓だけを射貫いても頭部の方にある霊核のせい で、即死に追い込むことは不可能だ。 加えて。更に問題なのは、大地を踏み締める足。あのゴーレムは、大地から流れ込む膨 大な魔力を、足の裏から獲得している。 よって、あの『王冠・叡智の光』を完全に粉砕する為には三つの力が必要になる。 一つ、脳天の霊核を確実に破壊する一撃。二つ、心臓の『炉心』を完全に破壊する一撃。 三つ、足の裏を大地から引き剥がす一撃。
異界展開
- 自身を中心に固有結界『楽園』を流出する
- 大地が活性化して緑豊かになり、鳥獣は現れて巨人に寄り添う幸福な楽園が広がる。
- 神話においてアダムとイヴが追放される前にいた楽園を再現していると思われる。
- 原初の人間は存在し続ける限り楽園を広げていく。
そして、最初の〝奇跡〟が起きた。踏み締めた大地が巨人を讃えるように歌を唄い、草 木を茂らせる。触れた樹木にはたちまち実が生い茂り、熟しては大地に落ちてまた木々を 増やしていく。 それだけではない。 ユグドミレニアが結界で払っていたはずの鳥や獣がどこからともなく現れた。光に誘わ れる虫のようにふらふらと巨人に引き寄せられ、躊躇いなく縋り付く。 …(略)… 更に、大地を含めて周囲が活性化し始めた。空気には甘い蜜のような香りが仄かに漂い 始め、ただ呼吸で肺に取り込むだけで圧倒的な幸福に満ちた。
高速復元
- 大地からの祝福による即座に傷が復元される
- 『楽園』の完成度に応じて復元速度も加速する。
「いいえ、違います。あれは……恐らく、大地からの祝福です」 …(略)… そう、『原初の人間』にとって絶望たるこの大地は、未だ完全な楽園には至っていない。 だからこそ、矢で傷がついた。しかしそれもわずかな間だ。楽園としての力が増せば増す ほどに――つまりこの世界に巨人が存在し続ける限り、その復元速度は跳ね上がっていく。
精神攻撃
- 見ている者がひれ伏したくなるような神々しさを持つ
- 魔術師でも目をそらさざるを得ない
- サーヴァントであれば対抗可能。
……ライダーの言葉は、まさに神をも恐れぬという表現が正しかった。ジークはキャス ターを肩に乗せるゴーレムを、極力視界から外している。ジークだけではなく、フィオレ やゴルドもそうだ。 …(略)… ……ひれ伏したくなる、というのは過言ではない。見ただけで、明瞭に敗北のイメージ が浮かび上がる。
白兵能力
- 黒曜石の剣を形成して戦う
- 振り回すだけで対軍宝具に匹敵する規模と破壊を撒く。
……サーヴァント、という巨大な魔力を持つ存在故か。ゴーレムはたちまちの内に、そ の力を膨れ上がらせた。ゴーレムが周囲に居る魔術師やサーヴァントを見回し、フィオレ に目を留めた。右手を振る――武器が実体化する。それは、黒い艶やかな色をした剣だ。
学習能力
- 学習して戦士として成長していく
- 巨人に等しい膂力と英雄の技量を獲得する。
- 短期間でサーヴァントにひけをとらない一級の戦士に仕上がる。
- 生まれたての状態なら平均ステータスがCランクのサーヴァントでも撃退可能だが、体躯が巨大化していくにつれて戦闘能力も上昇していく。[9]
ルーラーは巨人の正面で聖旗をかざし、斬撃を捌きながら少しずつアーチャーの有効射 程範囲に近付かせる。だが巨人――『原初の人間』は、決して暗愚ではない。戦闘の経験 が皆無であることは確かだが、それも打ち合いながら補強されていった。 凄まじい加速度で、巨人は一級の戦士を超えた英雄へと近付いていく。剣戟の趨勢も、 次第に移り変わり出す。
その他
元ネタ
- アダム(英:Adam、ヘブライ語:אדם)
- 聖書世界における登場人物。
- 創造主に作られた最初の人間。名前はヘブライ語で「土」を意味するアダーマー(adamah)に由来するとされる。
- 『創世記』において神は地面の土で人型を作り、鼻の穴からルーアハを吹き込んで人間を作り、それがアダムになったという。
- アダムは神にエデンの園を耕し守ることを命じられ、知恵の樹の実を喰らうことを禁じられる。
- さらにその肋骨から最初の女性にしてアダムの妻イヴが作られた。
- しかし蛇(サタンとされる)にそそのかされて知恵の実を食ってしまい、善悪を知るという原罪を負ったためエデンを追放された。
関連項目
- 原初の人間の種族分類。
引用元
- ↑ Fate/Apocrypha material COLOPHON.TYPE-MOON,2015, P27
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.3「聖人の凱旋」.TYPE-MOON,2013, P62-63
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.3「聖人の凱旋」.TYPE-MOON,2013, P93
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.3「聖人の凱旋」.TYPE-MOON,2013, P104-105
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.3「聖人の凱旋」.TYPE-MOON,2013, P92-93
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.3「聖人の凱旋」.TYPE-MOON,2013, P102
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.3「聖人の凱旋」.TYPE-MOON,2013, P95
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.3「聖人の凱旋」.TYPE-MOON,2013, P99
- ↑ Fate/Apocrypha material COLOPHON.TYPE-MOON,2015, P27
- ↑ 東出裕一郎,フェイト/アポクリファ Vol.3「聖人の凱旋」.TYPE-MOON,2013, P111