イパーシ

イパーシ
作品名 煉獄姫
分類 存在
使用者 -
作中体系 幻獣
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存在について

煉獄姫に登場する存在。
幻獣の一つ。
火を吐く龍
味が分かるように栄養食以外に人間を食わせている。


形容

  • 体長五メートル、尻尾まで含めて全長十一メートルを超える赤いドラゴン
龍と表現されるが挿し絵では四足有翼の西洋の竜が描かれている。
 体長、五米七十糎。尻尾を含めた全長、十一米。羽根を拡げた全幅は八米」
 朗々とした語り口は、以前と変わらないように思える。
「知能は幼児くらいかしら。私たちによく慣れてるわ。まあ、少し機嫌を損ねただけでもあっ
という間に引き裂かれちゃうけど」

[1]



戦闘能力

概要

  • 人を容易く引き裂く身体能力
  • 飛行
  • 火球のブレス
  • 鱗と筋肉の鎧
  • 人間の幼児並の知能


攻撃力

  • 軽くあしらう程度で人間は容易く引き裂かれる
消失点で強化したフォグでも骨折、悪くて即死する。
 急所さえ突ければどうにかなるかもしれないという希望は、戦いを続ければ続けるほどに失
われていく。龍の動きは巨体に似合わず素早いし、何より動作のひとつひとつの持つ威力があ
まりに高すぎた。向こうが軽くあしらっているつもりでも、当たれば骨の一、二本は覚悟せね
ばならず、全力の攻撃を受ければ即死も免れない。
『消失点』のお陰で身体能力と治癒能力がどうにか追い付いているという状況だ。

[2]


防御力

  • 硬い鱗と筋肉の鎧
物理攻撃はほぼ通らない。
鋭く激しい物理攻撃ならば鱗の隙間に辛うじて突き刺さる程度。
 だが厚い鱗は岩のように硬く、フォグの刃が肉に到達するまでには至らない。
『アイリスの十六番』――二十瓩という質量を持った攻撃も、五米を超える巨軀の前には小
石がぶつかるも同じだった。毒気を喰らい強化した筋力で挑んでようやく鱗を貫通できる程度。
が、たとえ短刀を突き刺しても、鱗の下には更に分厚い筋肉の装甲がある。

[3]

  • 電流以外のエネルギー攻撃は通りにくい
電流も翼や表皮に流れて特効ではない。
作中では避雷針を突き刺し電流を流すことでようやく倒している。
『ほのお』は甲殻の表面を焼いただけに留まった。『いばら』に至ってはひと暴れで引きちぎ
られて終わり。『つらら』や『とげ』のような、物理的に硬い攻撃はかろうじて通じるが、そ
れも柔らかい場所を的確に突ければの話。唯一、ある程度効果があったと思われたのは『いか
づち』だが、それも足止め程度。翼と表皮が避雷針の役割を果たして電撃を逃がしてしまう。
連続で当てればまだ可能性はあるにせよ、おいそれと連発できるほど単純な煉術ではない。

[4]


火球ブレス

  • 爆発して燃え広がる火球を吐く
身体能力強化でギリギリ躱すことができる速度。
着弾と同時に爆発して熱風と衝撃波が発生する。
 龍の口が――三度連続して、巨大な火球を弾丸のように吐き出した。

 三つすべてが横並びに、フォグへと高速で飛来する。
 背筋に鳥肌が立った。戦慄とともに体温が下がった。『消失点』による身体強化が残ってい
たのが幸いして、火球の軌道をかいくぐり、すんでのところで躱す。

…(略)…

 家屋の壁や石畳に着弾した火球が炸裂、爆発。
 轟音とともに周辺が一気に燃え上がった。
 熱風に耳が、爆音に脳が揺さぶられた。頭ががんがんと揺れて意識がぐらつく。火傷を負わ
なかったのは幸いだったが、意識をしっかり持たなければ。

[5]

大気に反応して燃焼し、爆発後も飛び散って燃え広がる。
防御した場合、炎に包まれ続ける。
 恐らく原理としては、アルトの『ほのお』に近いだろう。
 体内で生成した可燃性の何か――粘着質の液体か、もしくは固体――を圧縮し、口から射出。
吐き出したと同時に大気に反応して火球となったそれが、着弾場所に飛び散ってへばり付くと
いう理屈だ。仮に直撃を喰らったら全身を炎に包まれ命を落としていたかもしれない。

[6]


その他

元ネタ

  • ドラゴン(dragon
多くの国の伝承に登場する怪物。
蜥蜴のような爬虫類の特徴を持つ。
翼や尻尾を持ち、炎や毒を吐くとされる。
日本では竜と訳す。


関連項目

イパーシの種族分類。


引用元

  1. 藤原 祐. 煉獄姫 四幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P293
  2. 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P110
  3. 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P109-110
  4. 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P111
  5. 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P185
  6. 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P186