絶滅星団サウルヴァ
絶滅星団サウルヴァ | |
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作品名 | 黒白のアヴェスター |
分類 | 存在 |
使用者 | クワルナフ |
作中体系 | 戒律 |
存在について
- 神座万象シリーズの黒白のアヴェスターに登場する存在。
- 破滅の権化になっていくという戒律から生じた使用者の分身であり使い魔。星を喰らう極大な星の群れ。
星喰らいの分身
- 星霊である使用者の分身
- 喰らう巨大化しては分かれての繰り返しで増える。
- 500の銀河を喰らって50の分身+本体がいるため、単純計算で一体あたり銀河5~9個分。
どうやら、食べれば食べるほど巨大化していく体質のようだ。周囲との対比を見る限り、 通常の恒星すらコレの前では虫にすぎない。
超重力
- 近づくだけで星を破壊するほどの重力が発生する
- 恒星級の質量から生じる重力で小さな星の運行を狂わせ自転も公転も乱す。
- 星霊や異星生物に対する特効能力なければ戦いにすらならない。
絶滅星団は五〇を超える恒星級の分身体と、それら全部を足したものより巨大な主星か ら成る魔軍だ。ゆえに当たり前の話として、本拠にこれほどの接近を許せば天変地異が発 生する。
魔道兵器群
- 星を呑み込めるサイズの砲口を持つ魔砲を億単位で内蔵している
- 砲撃一つで星系ごと全てを塵に帰す火力。
- 種類も炎、冷気、毒、雷、空間抹消、概念化できない未知のものと多数あり相性で対抗できない。
展開した絶滅星団が幾億もの魔眼を開いた。そこから突き出てきたものは、口径だけで 星をも呑み込む超巨大な砲身である。 わずか一門でこの宙域を塵と化し得る魔道具の槍衾が、たった一人の男へと向けられて いた。それを過剰な火力とクワルナフは思っておらず、むしろ足りぬとばかりに次から次 へと生み出していく。
存在吸収
- 喰らったもの、与えられたものを吸収する
- 星を喰らえば星に住んでいた者たちの全能力を喰らう。
- 星を殺してきた"実績"があるため奪った異能が全て恒星・銀河規模となる。
森羅万象を捕食する破滅工房は、すなわちすべてを貪る底なしの胃袋だ。よって加えれ られた攻撃も当たり前に吸収し、己の力に変えていく。
使用者との関連性
星霊の回遊魚
- 使用者の魂体が死んでも残留する
- 使用者が「破滅の権化」として生じた分身であるため使用者が死んでも残留する。
- 使用者がいなければ理性のない暴食の獣と化して宇宙に散らばっていく。
- 宇宙の荒廃が加速する。
- 使用者がいなければ理性のない暴食の獣と化して宇宙に散らばっていく。
すなわち理性を無くした暴虐の魔獣が生まれるだけだ。そうなったが最後、宇宙は無へ の坂道を加速度的に転げ落ちていくだろう。
覇道神
- 覇道神に達した場合、強度は百万倍近く上昇する
- インフレしすぎて通常手段で破壊が不可能な域にある。
クワルナフの総体は銀河五七四──さらに不完全とはいえ開闢の法に達した点を考慮す れば、その百万倍に近い強度があると推定される。
その他
元ネタ
- サルワ(Saurva)
- ゾロアスター教における悪魔の一体。七大魔王の一柱。
- 名前はアヴェスター語で「無秩序」を意味し、秩序を破壊し、地上に騒乱をもたらすことを使命とする。
- 相対するのは理想的統治を神格化した善神フシャスラ・ワルヤ。
- バラモン・ヒンドゥー教ではルドラ神(シヴァ神)に当たる。
関連項目
- 使用者の覇道。
引用元