無価値の炎
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| 無価値の炎 | |
|---|---|
| 読み | メギド・オブ・ベリアル |
| 作品名 | PARADISE LOST |
| 分類 | 能力 |
| 使用者 |
|
| 作中体系 | 式 |
術技について
- 神座万象シリーズのPARADISE LOSTに登場する術技。
- 式の一つ。
- 万物の対存在である魔刃あるいはその器であるが故に使える。
- あらゆるものを否定し、腐滅する暗黒の炎を召喚する。
- 単純な放出だけではなく使用方法は多岐に渡り、無価値の炎をデスサイズにエンチャントする腐剣や
- 最大出力で大軍を一撃で両断するジュデッカなど。
腐剣の詠唱
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アクセス――我がシン 我は汝を召還す――闇の焔王、悪辣の主よ
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ジュデッカ詠唱
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主に大いなる祈祷を捧ぐ
ヴァイヴァー・エイエ・エクセ・エルアー・ハイヴァー・カヴァフォット |
詠唱
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ディエスミエス・イェスケット・ボエネドエセフ・ドウヴェマー・エニテマウス
汝ら、我が死を喰らえ――無価値の炎 |
腐滅の炎
- 触れると分解する瘴気
- 隔離街ソドムのM区画にある触れたものが腐滅する毒素そのもの。
確か、メギドの炎とか言っていたか。触れたモノを腐らせるあの現象は、こ の区画に漂う毒素とあまりにも似通っている。だが、その密度は桁が違っ た。 長時間使用すれば、俺でさえ破滅しかねない圧倒的な負の炎。ナハトと同調 している時ならある程度耐えられるが、夢の中であれを食らえば間違いなく 死んでしまう。
『ジュデッカ』
最大出力
- ジュデッカへと接続してふるう無価値の炎の最大出力
- 使うほど器の魂は地獄に繋がる。
- 壁として使う場合、高さ数千メートルにまで届く。
- M区画最下層同様に空間を歪曲させる効果があるのか、万物貫通の光が捻じ曲げられた。
旋回する両腕が、右を大地に、左を天に突き上げる。すると悠に数千 メートルの高度まで達する暗黒のファイアウォールが噴き上がり、そ れに指向のベクトルを曲げられた閃光は、拡散しながら大地に墜ち た。
- 腐剣の最大出力版
- 無限長に伸びて剣の形状に収めきれずバオバブの大樹のようにエネルギーが漏れる。
右腕から噴き上がる黒炎がその密度を増していき、あるものを象っ た。 それは長く、太く、巨大で邪悪。 この上もなく禍々しい暗黒の火柱は、先端が幾重にも枝分かれしたバ オバブの大樹のよう。 無限長に虚空を奔る、剣と呼ぶのも馬鹿馬鹿しい魔王の爪牙だ──。
(前略)その“式”は、紛れもなく地獄の最下層と直結 するパスワード。数百体の天使を一撃の許に両断し、ソドムの地脈をも完全 に破壊せしめた魔王の爪牙──ジュデッカだ。
使用者との関連性
ロトの場合
- 魔刃を失った後は腐剣に回数制限がつく上に使用時に自傷する
- 再生能力も落ちているため使用そのものに危険が伴う。
ナハトを失った今の俺がこれを使えば、精神はともかく肉体が耐えき れない。肉は灼かれ地は沸騰し、骨が爛れて崩れ落ちる。
その他
元ネタ
- ヘメンエタンツ・エルアティ・ティエイプ・アジア・ハイン・テウ・ミノセル・アカドン・ヴァイヴァー・エイエ・エクセ・エルアー・ハイヴァー・カヴァフォット
- エリファス・レヴィの『高等魔術の教理と祭儀』に記載された悪霊(悪魔)の召喚呪文
- DIES MIES JESCHET BOENEDOESEF DOUVEMA ENITEMATUS.
- ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパの『隠秘哲学』に登場する呪文。
- 地獄を召喚するための呪文であり、その意味は不明。
- むしろ意味が分からない言葉の方が非合理の塊である悪魔が惹かれやすいのだとか。
関連項目
- 無価値の炎の源泉。
- 無価値の炎を使うためのエネルギー。