「聖歌聖典」の版間の差分

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== 能力について ==
= 能力について =
=== 概要 ===
:[[神座万象シリーズ/能力・武器・術技|神座万象シリーズ]]に登場する能力。
:[[神座万象シリーズ/能力・武器・術技|神座万象シリーズ]]に登場する能力。
:[[戒律(黒白のアヴェスター)|戒律]]の一つ。
:[[戒律(黒白のアヴェスター)|戒律]]の一つ。
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===誓約===
==誓約==
;*主役として脚本通りに従う
;*主役として脚本通りに従う
:物語の奴隷として生きるという誓い。
:物語の奴隷として生きるという誓い。
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 立場を失くしたことで、逆に己の性質を強く見つめるようになったのだ。個人的な望み
 立場を失くしたことで、逆に己の性質を強く見つめるようになったのだ。個人的な望み
を持たず、奉仕するだけの身であらねばならぬという戒めが、唯一彼女の自我となり機能
を持たず、奉仕するだけの身であらねばならぬという戒めが、唯一彼女の自我となり機能
している。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}}</ref>}}
している。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}} P278</ref>}}




===世界の首席===
==世界の首席==
;*[[神(神座万象シリーズ)|神]]やその分身である[[ナダレ|ナダレ]]、[[神剣アフラマズダ|神剣]]以外の全てを隷属させられる
;*[[神(神座万象シリーズ)|神]]やその分身である[[ナダレ|ナダレ]]、[[神剣アフラマズダ|神剣]]以外の全てを隷属させられる
:[[星霊(黒白のアヴェスター)|星霊]]がその支配下の生命を自由にできるように使用者は宇宙の下にある全てを自由にできる。
:[[星霊(黒白のアヴェスター)|星霊]]がその支配下の生命を自由にできるように使用者は宇宙の下にある全てを自由にできる。
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:{{Blockquote|text=<pre> 星霊への支配力はその見返りであった。勇者でなくなった者が勇者らしく在ろうとする
:{{Blockquote|text=<pre> 星霊への支配力はその見返りであった。勇者でなくなった者が勇者らしく在ろうとする
滑稽さに、真我が応えた結果だろう。ナーキッドが演者のスタイルを貫く限り、世界の首
滑稽さに、真我が応えた結果だろう。ナーキッドが演者のスタイルを貫く限り、世界の首
席として最強種の上に君臨できる。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}}</ref>}}
席として最強種の上に君臨できる。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}} P278</ref>}}




===={{Ruby|マミト・マミト・ウツルト|禁令を科す}}====
**星霊操作術一覧**
==={{Ruby|マミト・マミト・ウツルト|禁令を科す}}===
;*{{Ruby|アルスナ|拘束}}、{{Ruby|ジャウザハル|封印}}、{{Ruby|マルコース|停止}}、{{Ruby|サルソーグ|重圧}}という星霊の権能を用いた拘束術
;*{{Ruby|アルスナ|拘束}}、{{Ruby|ジャウザハル|封印}}、{{Ruby|マルコース|停止}}、{{Ruby|サルソーグ|重圧}}という星霊の権能を用いた拘束術
:光の縛鎖となって対象を絡み付く。
:光の縛鎖となって対象を絡み付く。
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人間に喩えるなら負荷を考慮せず引き出した潜在能力の爆発で、それを四重掛けに展開し
人間に喩えるなら負荷を考慮せず引き出した潜在能力の爆発で、それを四重掛けに展開し
ている。すり潰される星霊の断末魔と共に光の縛鎖がマグサリオンに絡みつき、さすがの
ている。すり潰される星霊の断末魔と共に光の縛鎖がマグサリオンに絡みつき、さすがの
彼も行動の自由を封じられた。少なくとも、容易く脱せる域の拘束ではない。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}}</ref>}}
彼も行動の自由を封じられた。少なくとも、容易く脱せる域の拘束ではない。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}}P277-278</ref>}}




50行目: 50行目:
響で自傷も厭わぬ狂乱状態に陥っている。
響で自傷も厭わぬ狂乱状態に陥っている。
 その全員がぐちゃぐちゃに掻き回され融合し、一個の巨人を形成していた。ナーキッド
 その全員がぐちゃぐちゃに掻き回され融合し、一個の巨人を形成していた。ナーキッド
の意のままに暴威を振るう、殺戮人形と言っていい。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}}</ref>}}
の意のままに暴威を振るう、殺戮人形と言っていい。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}} P283</ref>}}




58行目: 58行目:
:{{Blockquote|text=<pre> すなわち、隙をねじ込む能力だ。有翼種系の星霊が持つ霊視力を掛け合わせて増幅させ、
:{{Blockquote|text=<pre> すなわち、隙をねじ込む能力だ。有翼種系の星霊が持つ霊視力を掛け合わせて増幅させ、
本来あるはずがない脆い部位を無理矢理顕現させている。これもまたナーキッドが、義弟
本来あるはずがない脆い部位を無理矢理顕現させている。これもまたナーキッドが、義弟
を“見続けた”結果の必然だろう。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}}</ref>}}
を“見続けた”結果の必然だろう。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}} P284</ref>}}




66行目: 66行目:
:攻撃ではなく“家族会議”のために空中の足場を提供するため。
:攻撃ではなく“家族会議”のために空中の足場を提供するため。
:{{Blockquote|text=<pre> 聖歌と共に薄桃色の風が舞う。たった一片で島ほどもある桜の花弁が数百億枚も顕正し、
:{{Blockquote|text=<pre> 聖歌と共に薄桃色の風が舞う。たった一片で島ほどもある桜の花弁が数百億枚も顕正し、
空を瞬く間に埋め尽くした。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}}</ref>}}
空を瞬く間に埋め尽くした。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}} P307</ref>}}




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:{{Blockquote|text=<pre> 星霊への支配力はその見返りであった。勇者でなくなった者が勇者らしく在ろうとする
:{{Blockquote|text=<pre> 星霊への支配力はその見返りであった。勇者でなくなった者が勇者らしく在ろうとする
滑稽さに、真我が応えた結果だろう。ナーキッドが演者のスタイルを貫く限り、世界の首
滑稽さに、真我が応えた結果だろう。ナーキッドが演者のスタイルを貫く限り、世界の首
席として最強種の上に君臨できる。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}}</ref>}}
席として最強種の上に君臨できる。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Shinza|Ave4}} P278</ref>}}




== その他 ==
=その他 =
=== 元ネタ ===
==元ネタ==
;*アフナ・ワルヤ呪
;*アフナ・ワルヤ呪
:ゾロアスター教における{{Ruby|ナオジョテ|入門式}}(''Navjote'')で唱えられる呪文。
:ゾロアスター教における{{Ruby|ナオジョテ|入門式}}(''Navjote'')で唱えられる呪文。
111行目: 111行目:
:中世ペルシアのゾロアスター教における聖なる牛。
:中世ペルシアのゾロアスター教における聖なる牛。
:世界に初めて雨が降った時に生まれた大洋が大地を七洲に分けた。その大陸間を行き来するのに天の雄牛であるサルソーグの背中に乗ったという。
:世界に初めて雨が降った時に生まれた大洋が大地を七洲に分けた。その大陸間を行き来するのに天の雄牛であるサルソーグの背中に乗ったという。
:サルソーグは全ての人間が不死となる復活の日には供物として捧げられるため、信心深い半人半牛のゴーベッド・シャーが見守られている。
:サルソーグは全ての人間が不死となる復活の日には供物として捧げられるため、信心深い半人半牛のゴーベッド・シャーが監視している。




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:ゾロアスター教に登場する怪物。
:ゾロアスター教に登場する怪物。
:神話ではウォルカシャ海に棲み、英雄クルサースパに退治された。
:神話ではウォルカシャ海に棲み、英雄クルサースパに退治された。
:名前からみてインドのガンダルヴァと関係が見られるが、芸神群としてのガンダルヴァと海の怪物であるガンダルワが結びつけられない。
:名前からみてインドのガンダルヴァと関係が見られるが、芸神群としてのガンダルヴァと海の怪物であるガンダルワの関係は不明。
:ヤシュトの5章「アーバーン・ヤシュト」38節では枕詞に『黄金の踵の』(''yim zairi.pāšnəm'')がつく。
:ヤシュトの5章「アーバーン・ヤシュト」38節では枕詞に『黄金の踵の』(''yim zairi.pāšnəm'')がつく。
:ヤシュトの15章「ラームマン・ヤシュト」の28節ではクルサースパは風神ワユにガンダルワを殺す手段を与えられている。
:ヤシュトの15章「ラームマン・ヤシュト」の28節ではクルサースパは風神ワユにガンダルワを殺す手段を与えられている。

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