ケルヌンノス(Fate)
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ケルヌンノス(Fate) | |
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作品名 | Fate/Grand Order |
分類 | 存在 |
使用者 | - |
作中体系 | 神霊 |
別呼称 | 冥府を知る者にして獣の王 |
存在について
来歴
- ケルトにおける冥府の存在にして獣王
- ブリテン異聞帯では唯一アヴァロンに避難していた神であり、楽園の使者として妖精たちを罰するために無となった異聞帯に現れた。
- そして創世の始まりとなった。
ああ。ケルトでは冥府を知る者にして獣の王。 このブリテンでは創世の始まりとなったもの。 ───獣神ケルヌンノス。 オレが『智慧の神』の依り代に選ばれた理由だ。
時代 ケルヌンノスとの関わり ブリテン島創造前 巫女と共にアヴァロンへ避難。
聖剣が作られず世界が滅んだため巫女と共に楽園を離れ妖精たちの監督役として地上へ現れる。
はじまりの6人が大地を求めてケルヌンノスと巫女を殺害する。
ケルヌンノスの遺体はブリテン島となった。妖精暦 ケルヌンノスの魂は消失したが遺体は怒りと呪いで燻っていた。
妖精たちの遺体を拒み埋め立てられないようにした。
妖精たちの遺体に囲まれたことで海水がせき止められ干上がって大穴となった。女王暦 モルガンが奈落の虫を封じるため、女王暦を始める際に“ケルヌンノスが封じられていること”を前提として始めた。
形容
- 身長だけでマリアナ海溝と同程度
- 起き上がるとマリアナ海溝ほどの深さがある大穴から頭が出る。
大穴と対比すると、この部分だけでも 大きさにして2キロメートル以上!
- 呪いそのものを肉とする
- 神核までの肉の厚さは推定400キロメートル。
- 霊洞と同程度。
神としての霊核はあるだろうが、 それはあの分厚い呪肉の中心だ。 呪いそのものを肉として駆動する以上、 『倒す』のではなく『祓う』が正しい。
戦闘能力
基本情報
- 自壊の呪詛
- 『厄災』創造
呪詛
- 14000年間にあった妖精たちの死を呪いとして使う
- 汚染排出量6億4000万トンの呪いの大津波。
- 物理的な破壊力もあり、キャメロット城を崩壊させた。
- 敵ではなく自身や同胞を死なせる自壊の呪いで触れると正体を失って腐滅する。
- ビーストクラスでも耐久不可能な重度の汚染。
- 妖精たちは名前を失うと衰え、死ぬと倒木になる。
ケルヌンノスの呪いの正体 1万4千年間、ひたすらに積まれていった 妖精たちの死が、奔流となってやってくる。
厄災創造
- 妖精たちを罰する『厄災』を作り出す
- ケルヌンノスがいる限り『厄災』が新しい『厄災』を生み出し続ける。
- 妖精國の汎人類史化によって厄災は地球全土まで散らばる。
『厄災』は憎しみによるものではなかった。 怒りと、嘆きによる『責務』だった。 『この生き物たちを放置してはいけない』と。 彼らを生かした者として、 世界のフタを閉ざそうとした。
- ブリテン島に蓄積された悪性情報を受けて肥大化する
- 悪性情報である断末魔の声が魔力となり、それによって『厄災』の規模が膨れ上がる。
『大厄災』は、1000年のあいだブリテン島に溜まった膿みたいなもんだ。 膨大な"断末魔の声"が魔力となって島に溢れ、 その魔力を受けた『厄災』が肥大化する。 それが『大厄災』の仕組みだ。 このブリテン島があるかぎり起きるモンなんだよ。
その他
元ネタ
- ケルヌンノス(Cernunnos、Kernunnos)、ケルニンコス(Ceruninco)、カルノノス(ギリシャ語:καρνονου )
- ケルト神話に登場する神性。狩猟神、冥府神。獣たちの王とされる。多産と豊作に関係があったと考えられている。
- 頭に二本の角、手には山羊(もしくは雄羊)頭の蛇を持っている。
- 名前はガリア語で「枝角、角」を意味するcernonや古アイランド語で「角」を意味するcernから逆算し、ケルト語のKerno-on-os(角のある男性的な(霊))を意味すると思われる
- 神話としての伝承は乏しく、遺物によりその存在と名が判明した。
- 紀元前4世紀~1世紀には崇拝されており名前はパリの出土した「船乗りの柱」から知られた(ただし先頭の1文字が不明だった)。
- 他にもルクセンブルクで発見された碑文からはケルニンコスという名で、フランスのモンタニャックで発見されたゴールの碑文にはカルノノスという名で記されている。
- 「船乗りの柱」は古代ローマ時代において、ケルトのパリシイ族の首都であった場所から発掘され、ケルヌンノス初め各種ケルトの神々がユーピテル、ウゥルカーヌス、カストル、ポルックスといったローマ神話の神々と並んで描かれている。
関連項目
- ケルヌンノスが罰する対象。
引用元