奈落の虫
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奈落の虫 | |
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作品名 | Fate |
分類 | 存在、能力 |
使用者(ネタばれ防止) | オベロン・ヴォーティガーン |
作中体系 | 竜種、宝具 |
別呼称 |
落穴、虫竜、 |
存在について
来歴
無に帰した本来のブリテン島からしてみれば、 気持ち悪くて仕方がない。 それこそ、『厄災』をバラまいてでも、 根絶したくなるほどの。
- ケルヌンノスによって出現が妨げられた
- ケルヌンノスを倒さねば出られず、ケルヌンノスを倒すにはモルガンを倒さねばならなかった。
とはいえ、ケルヌンノスは別だ。 アイツはアレでも妖精擁護派だった。 アイツが消えてくれないかぎり、 俺は地上には出られない。 モルガンはケルヌンノスを倒すのではなく、 封じる事で妖精國の"前提"にした。
形容
- ボロボロと崩れている甲虫
- 東洋の龍のように長く、虫の羽がある。
- 尾が霞んで見えない。
- ミキサーのような口がある頭部を持つ。
細長い体、すべてが空洞になっていて、頭(というか、上部分)から掃除機のようにいろんなものを『かみ砕く・吸い上 げ』て体内に通し、食べられたものはそのまま永遠に落下し続けていつか塵になる、というイメージ。 なので『頭』部分はありますが、『尾』の部分は霞んでいて描写されません。地平線の向こうに霞んで見える、ぐらいでし ょうか。
世界の穴
- 世界を飲み込んで一切を無に帰す概念の虫
- 虫へ全ての物が落ちていく。
とはいえ、見ての通り概念の虫だ。 ブリテンを滅ぼし、星を裏返す無限の穴。 まあ、果ての無いウロだと思えばいい。
- 概念的なブラックホール
- 風呂から栓を抜いたように全てが奈落の虫へ落ちていく。
はい。我々の方が…… 空間そのものが、あれに向かって落ちている。 仮に、我々がこの空域から離脱できたとしても 意味はありません。 『栓』が開いた以上、地上にあるものは すべてあの『穴』に落ちていく。 まさに"落穴"───ピットフォールだ。 世界そのものを落とす『穴』とは、 予想だにできなかったが。
対聖剣
- 聖剣が毒にも薬にもなる
- 聖剣で受けた傷が毒になる。
- 汎人類史のヴォーティガーンは逆に聖剣の光を食らっていた。
奈落の虫……ヴォーティガーンにとって、 聖剣は糧であり、同時に毒になる諸刃の剣。 あの傷では、二度と這い上がってくる事は ないでしょう。
虫の体内
透けている
- 外皮が透けているので、外からの日射しが内部まで入ってくる
- もっとも入った時点で使用者以外は夢に落ちているため明るさを実感できるのは使用者のみ。
英霊が発生しない
- 体内では英霊か発生しない
- 人類史を記録しない。
ここでは簡易召喚もできない。 なにしろ『人類史なんて絶対見ない空間』だ。 英霊なんて一ミリも記録していない。
永久落下の異界
- 心身ともに底のない夢に落ちる
- 失意の庭を抜け出すレベルの意志力がなければ目覚めない。
あれ? 生きてた? おっかしいなあ。ここ、奈落なんだけどな。 もしかして君、『失意』をもう乗り越えてる? なら目を開けられるのも分かる。 まあ、そっちのがきつい死に方だと思うけどね。
- 脱出不可能
- 出口も入口もないため脱出できない。
- 虫の現身である使用者を倒せば解放される。
いま、君たちは果ての無い空洞を落ちている。 『奈落の虫』の胴体は無限なんだ。 呑まれたものはどこまでも落ちていく。 終着点はない。永遠に。 無限だからな。一度呑まれたら、 『入口』も『出口』もない。それで終わりだ。 どんなに強い生命、どれほど優れた生命だろうと、 この『空洞』から出る事はできない。 俺を殺さないかぎりは。 だがここで目を覚ますヤツもいない。 みな、『落ちていく夢』の最中だ。 目を覚ませば君のように見えるようになるが、 たいていは落下し続ける。
宝具
基本情報
宝具ランク | 種別 | レンジ | 最大捕捉 |
EX | 対界宝具 | 90~999 | 999人 |
宝具による効果 | |||
異界(虫の体内)への誘因 |
使用者との関連性
終末装置
俺はおまえたち汎人類史が創りあげた空想、 妖精王オベロンのカタチでこの姿になったもの。 神秘の時代の終わりと共に、 自らの破滅を望んだブリテン島の意思の具現。 ───名をヴォーティガーン。
- 本来ならば古妖精オベロンとして出力されるはずだった
- 汎人類史のモルガンが救世主トネリコと融合したことで異聞帯に汎人類史の情報が混ざってしまい妖精王オベロンになってしまった。
- 古妖精として出力された場合、アルビオン級の竜となっていたという。
だが皮肉なことに、島は『古妖精オベロン』として出力したが、モルガンによって混入してしまった汎人類史の影響で 『妖精王オベロン』としての霊基を被ってしまった。 オベロンがモルガンに対して辛辣な態度を取るのはこれが原因だ。 「そりゃあ君、文句の一つも言いたくなるだろう? 本来ならアルビオン級の竜として生まれていたかもしれないのに、 嘘しか吐けない下級妖精なんだぜ?」
その他
関連項目
- 汎人類史におけるヴォーティガーン。
- 奈落の虫の種族分類。
引用元
- ↑ Fate/Grand Order モルガン マイルームでのセリフ
- ↑ Fate/Grand Order 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 第29節
- ↑ Fate/Grand Order 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 第29節
- ↑ Fate/Grand Order materialXⅢ.TYPE-MOON,2023, P236
- ↑ Fate/Grand Order 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 第29節
- ↑ Fate/Grand Order 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 第30節
- ↑ Fate/Grand Order 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 第30節
- ↑ Fate/Grand Order 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 第30節
- ↑ Fate/Grand Order 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 第30節
- ↑ Fate/Grand Order 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 第30節
- ↑ Fate/Grand Order 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 第29節
- ↑ Fate/Grand Order materialXⅢ.TYPE-MOON,2023, P236