蛇鶏(煉獄姫)

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蛇鶏(煉獄姫)
読み バジリスク
作品名 煉獄姫
分類 存在
使用者 イーサ=ピル=ドレイン
作中体系 幻獣
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存在について

煉獄姫に登場する存在。
幻獣の一つ。
猛毒を持つバジリスクの幻獣


形容

  • 爬虫類の下半身を持つ鶏
長い爬虫類の尾を持つ。
大きさは様々で挿し絵では大人の腰まである大きさから腕に乗せられるサイズまでいる。
 全長は恐らく、尾を入れても一米かそこら。
 長い体軀は陽光を受けて煌めいている。ただし、鱗を持った腰から尾にかけてだけ。
 他の部分――頭部と胴体、そして一対の翼は羽毛に覆われて光を吸収していた。毛のない剝
き出しの肌に四本の爪を持った脚で、飛ぶのではなくひょこひょこと歩いている。尻尾を揺ら
し頭を小刻みに動かしながら、歪な身体とは裏腹に力強い動きだった。
 つまりは爬虫類の下半身を持った、鶏である。

[1]


量産型幻獣

  • 小型でありながら人間の体を食いちぎり頭部を叩き割る膂力を持っている
腐敗毒(後述)も持つため駆除する場合、近接戦闘はかなりのリスクを有する。
他と比べて製造コストが少ないのか数十体が解き放たれた。
 もちろん戦闘技術を持たない一般人の場合、蛇鶏は充分以上に恐るべき化け物だろう。
 現に、レキュリィたちの行く先――馬車を走らせる道すがらには、人々の死体が累々と横た
わっている。ある者は脇腹を食い破られ、ある者は頭部を叩き割られ、ある者は一見無傷であ
りながら皮膚を赤黒く変色させた状態で事切れていた。これはつまり蛇鶏が毒を持っている
ことを意味しており、たとえ現状で苦戦していないとはいえ、警戒に値する情報である。

[2]


腐敗毒

  • 皮膚から浸透して肉体を腐らせる毒を吐く
血清を打っても解毒されない。
「蛇鶏の毒にやられました」
 フォグたちの視線に、皺の入った頬がわずかに歪められた。
「解毒剤が遅かったか、毒が強力だったのか。あれからすぐに腐り始めましてな」

[3]


その他

元ネタ

  • バジリスク、バシリスク(英:basilisk,ラテン:basiliscus),古代ギリシャ:(βασιλίσκος, basiliskos
ヨーロッパに伝わる伝説の生物。
名前はギリシャ語で「小さな王」を意味する。
『博物誌』において頭には王冠を彷彿させる白い模様があり、猛毒を持っていて吐く息は草を枯らして石を砕く。
そのためバジリスクを刺し殺せば刺した人間は周りの生物も死ぬという。
聖書において詩篇91章3節にはコブラが登場するが、ヘブライ語→ギリシャ語→ラテン語と翻訳するうちにコブラがバジリスクと翻訳され、
ドラゴンと同様に救世主に踏みにじられる悪魔的な存在となった。
中世の『アレクサンドロス・ロマンス』では相手を即死させる邪視を持つとされアレキサンダー大王が鏡で撃退するエピソードが存在する。


関連項目

蛇鶏の種族分類。


引用元

  1. 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P25
  2. 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P86
  3. 藤原 祐. 煉獄姫 六幕. アスキー・メディアワークス, 2013, P46


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