輝ける従順
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輝ける従順 | |
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読み | アクワルタ・スラオシャ |
作品名 | 黒白のアヴェスター |
分類 | 能力 |
使用者 | クイン |
作中体系 | 戒律 |
能力について
誓約
- 誰かの願いを聞かなければ自発的に動かない誓約
- 叶える願いは義者・不義者問わない。
- 提案や要望を伝えるという形で自分の意思を伝えることは可能。
道具の私は、誰かの願いを聞かなければ動けない。 道具だからこそ、誰かの祈りを叶えるためだけに在らねばならぬ。
- 競合や背反した場合、強い祈りを優先する
- 祈りの強さは感覚値。
- 競合や背反しない願いなら、並列で処理可能。
上位の祈りを叶えるためには、下位の祈りを無視しても許される。 あのとき、マグサリオンの前で戒律を破りかけても、私が死ななかったのはそういうわ けだ。
能力強化
- 祈りを聞いて叶えるための力を得る
- 倒せなどの最終目標を言われればそれまで自律的にで戦える。
- 状況に応じて指示を受ければ効率的に戦える。
- ただし指示を出す者の処理能力を割くため高位の不義者との戦いでは難しい。
ゆえにこうして、都度指示を受けている。最初に「倒せ」や「殺せ」と命じてくれたら 後はオートでもいけるのだが、状況に応じて細かく言ってくれれば練度が上がるのもまた 事実。
裏技
- 「楽しませろ」と敵に求められれば互角の実力を発揮できる
- 知能があり、戦いに楽しみを求める不義者に対して有効。
- ただし戦力差を詰めても覆ることはないため、勝利するためには他の祈りと併用する必要がある。
およそ魔将というものは、度し難く破壊と殺戮に憑かれている。ゆえに彼らは活きのい い獲物を求め、長く楽しみたいと願うのだ。 私はそれに応えているだけ。知能を持つ悪ならほぼ例外なく当てはまる驕慢を逆手に 取り、戦力差を潰すために。
使用者との関連性
クワルナフの作品
- 破滅工房の生み出した願いを蒐集するための作品
- 神剣を元にしたため義者の声を聞いたり祈りを集めることができ、能力に応用できる。
その他
元ネタ
- スラオシャ(アヴェスター語:Sraoša, Sraosha)、スローシュ(パフラヴィー語:Surōš, Srosh)、スルシュ(Surush)
- ゾロアスター教とペルシャ神話に登場する神性もしくは天使。
- 名前は「聞くこと」を意味し、「聴取」と「従順」を守護する。武器は鞭。
- イスラム教がペルシアを征服した後ではアッラーフの使者スルシュとしてその名を残している。
- 神話においてスラオシャはアフラ・マズダーの耳として地上のアンラ・マンユの手先に苦しめられている人々の叫びを聞く役割があるとされている。
- 宿敵は怒りと暴力の悪魔アエーシュマであり日没後に地上に降りてこれと戦うとされている。
- またスラオシャはミスラ、ラシュヌと共に全ての死者の魂が渡ろうとする「判決の橋」にいる。
- スラオシャはこの橋を守護し、また死者に裁きを下す役割を持つ。
関連項目
- 輝ける従順の能力分類。
引用元