無間等活地獄

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無間等活地獄
作品名 神咒神威神楽
分類 能力
使用者 天魔・紅葉
使用者(ネタばれ防止) リザ・ブレンナー
作中体系 太極
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能力について

神座万象シリーズ神咒神威神楽に登場する能力。
太極のひとつ。随神相は巨大な鬼母神。
随神相の手から延びる糸で死体を操る能力
操られている死体は随神相から加護を受けて、太極位階でなければ破壊できない屍兵と化す


死体操作

  • 常に神の加護を与えて死体を操る
万の死体を同時に操ることが可能。
紅葉自体に攻防力は無い。
作中にはないが随神相による攻撃ならば可能と思われる。
 神の加護を常時死人が受けている、とでもいうのだろうか。彼ら一
人一人、総てに天魔の波動が与えられているならば、持ち主の咒を超
えない限り人形を破壊することなど不可能だから。
 悪路や母禮のように破壊力があるわけでもなければ、一瞬で絶大な
効果を発揮する類でもない。だが拠点を構成し、軍勢同士のぶつかり
合いというのならまさしくこれは絶対無敵だ。

[1]


屍兵の性能について

  • 紅葉以上の存在強度がない攻撃では滅びない。
最低でも太極位階に達していなければできない。
太極位階なら渇望の色が決まっていない状態でも破壊不可能。
作中では修羅曼荼羅・大焼炙で破壊した他、紅葉を殺害した天魔覆滅でも破壊可能と思われる。
その力は死体の操作だが、いわゆる物体としての木偶人形を操っている
わけではない。厳密に言うと操作しているのは魂であり、紅葉が率いる
兵団にはそれぞれ本人の魂が宿っている。そのため肉体をいくら破壊し
ても意味はなく、直に内部の魂を攻撃し、かつそれが紅葉の支配力を超
える規模でなければ意味がない。したがって、魂の概念を持たない西側
世界の咒や武術では、二重の意味で攻略不可能と言ってもいいだろう。

[2]

  • 時間による劣化を受けない
穢土の無間大紅蓮地獄軍勢変生を受けている紅葉から加護を受けているため時間が止まっている。
  • 生前の状態を取り戻す
天狗道の住人が違和感を持たないほど自然な姿となる。
 鬼無里で普通に暮らしている人々、あの笑顔に満ちた光景。
 その顔を思い出せ。暮らしていた者たちにある共通点。あた
かも宿場町のように機能していたこの町が持つ不自然さを。

(中略)

 死人を動かし、死人の町を造り上げる。終わったはずの生命
に無理矢理先をつなぎ合わせるようなその様は、龍水にとって
見たことも聞いたこともない歪な概念だった。

[3]


随神相

  • 山をも掴める手を持つ鬼母神
鬼面を着けている。
手からは万本の糸が延びている。
 この鬼無里を見下ろしている、天の高みに何かがいる。
 山をも掴みあげる手から伸ばされた何万本もの操り糸。あま
りに規模が桁外れた劇に興じる、鬼面の神威に震えが走った。

[4]


使用者との関連性

太極の基となった渇望

  • 失わなければ重要性に気づかないことへの嘆き
死後に重要だと気付く=死後に必要とする能力?
彼女がこうした能力を持つに至った背景は、何事も失ってからでないと
重要性に気付けないという、己の性に対する嘆きの祈り。

[5]


その他

元ネタ

  • 等活地獄
八大地獄ののひとつ。第一の地獄。想地獄の別名を持つ。
殺生をした者、争いを好む者が落ちるとされる地獄。
罪人は互いに、自身が備えている鉄爪や刀剣などで殺し合い、殺し合わぬ者は獄卒によって身体を
砕かれるが、獄卒の一声で蘇り殺し合うという。どこの修羅道だ


関連項目

無間等活地獄の能力位階。


無間等活地獄の基となったと思われる能力(というか業)を有した聖遺物


引用元

  1. 神咒神威神楽 曙之光. Light, 2013. Windows
  2. 神咒神威神楽 曙之光. Light, 2013. Windows
  3. 神咒神威神楽 曙之光. Light, 2013. Windows
  4. 神咒神威神楽 曙之光. Light, 2013. Windows
  5. 神咒神威神楽 曙之光. Light, 2013. Windows


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