無間等活地獄
無間等活地獄 | |
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作品名 | 神咒神威神楽 |
分類 | 能力 |
使用者 | 天魔・紅葉 |
使用者(ネタばれ防止) | リザ・ブレンナー |
作中体系 | 太極 |
能力について
- 神座万象シリーズの神咒神威神楽に登場する能力。
- 太極のひとつ。随神相は巨大な鬼母神。
- 随神相の手から延びる糸で死体を操る能力。
- 操られている死体は随神相から加護を受けて、太極位階でなければ破壊できない屍兵と化す。
死体操作
- 常に神の加護を与えて死体を操る
- 万の死体を同時に操ることが可能。
- 紅葉自体に攻防力は無い。
- 作中にはないが随神相による攻撃ならば可能と思われる。
神の加護を常時死人が受けている、とでもいうのだろうか。彼ら一 人一人、総てに天魔の波動が与えられているならば、持ち主の咒を超 えない限り人形を破壊することなど不可能だから。 悪路や母禮のように破壊力があるわけでもなければ、一瞬で絶大な 効果を発揮する類でもない。だが拠点を構成し、軍勢同士のぶつかり 合いというのならまさしくこれは絶対無敵だ。
屍兵の性能について
- 紅葉以上の存在強度がない攻撃では滅びない。
- 最低でも太極位階に達していなければできない。
- 太極位階なら渇望の色が決まっていない状態でも破壊不可能。
- 作中では修羅曼荼羅・大焼炙で破壊した他、紅葉を殺害した天魔覆滅でも破壊可能と思われる。
その力は死体の操作だが、いわゆる物体としての木偶人形を操っている わけではない。厳密に言うと操作しているのは魂であり、紅葉が率いる 兵団にはそれぞれ本人の魂が宿っている。そのため肉体をいくら破壊し ても意味はなく、直に内部の魂を攻撃し、かつそれが紅葉の支配力を超 える規模でなければ意味がない。したがって、魂の概念を持たない西側 世界の咒や武術では、二重の意味で攻略不可能と言ってもいいだろう。
- 生前の状態を取り戻す
- 天狗道の住人が違和感を持たないほど自然な姿となる。
鬼無里で普通に暮らしている人々、あの笑顔に満ちた光景。 その顔を思い出せ。暮らしていた者たちにある共通点。あた かも宿場町のように機能していたこの町が持つ不自然さを。 (中略) 死人を動かし、死人の町を造り上げる。終わったはずの生命 に無理矢理先をつなぎ合わせるようなその様は、龍水にとって 見たことも聞いたこともない歪な概念だった。
随神相
- 山をも掴める手を持つ鬼母神
- 鬼面を着けている。
- 手からは万本の糸が延びている。
この鬼無里を見下ろしている、天の高みに何かがいる。 山をも掴みあげる手から伸ばされた何万本もの操り糸。あま りに規模が桁外れた劇に興じる、鬼面の神威に震えが走った。
使用者との関連性
太極の基となった渇望
- 失わなければ重要性に気づかないことへの嘆き
- 死後に重要だと気付く=死後に必要とする能力?
彼女がこうした能力を持つに至った背景は、何事も失ってからでないと 重要性に気付けないという、己の性に対する嘆きの祈り。
その他
元ネタ
- 等活地獄
- 八大地獄ののひとつ。第一の地獄。想地獄の別名を持つ。
- 殺生をした者、争いを好む者が落ちるとされる地獄。
- 罪人は互いに、自身が備えている鉄爪や刀剣などで殺し合い、殺し合わぬ者は獄卒によって身体を
- 砕かれるが、獄卒の一声で蘇り殺し合うという。
どこの修羅道だ
関連項目
- 無間等活地獄の能力位階。
引用元