迷妄の崩れ
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迷妄の崩れ | |
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読み | ヴェンディダード |
作品名 | 黒白のアヴェスター |
分類 | 能力 |
使用者 | ナダレ(= シータ) |
作中体系 | 戒律 |
能力について
誓約
- ナダレにされる
- 属性を固定され、善悪闘争の最終局面で倒されて大転墜を起こす役割を担わされる。
- 死んでも大転墜に乗れなかった者がナダレとなりこの戒律を背負わされる。
ナダレとは、自らの死をもって宇宙をリセットさせる存在だ。そして、その流転に乗れ なかった者が次のナダレになる。
- ナダレとしての行動しかできない
- 宇宙開闢から存在する重役であり、個人の意志や想念では抗えない重さがある。
- 本名を名乗れないし、ナダレではない行動も取れない。
ゆえに一個人の想いや歴史で対抗できるものではない。当人の意思がどうあれナダレに 選ばれてしまった以上、ナダレとして生きる道を余儀なくされる。
疑似求道神化
- 一個の宇宙と同等の強度と権能を持つ
- 真我の触覚として挫折する性質を帯びる。
- 崩界が使えるようになる。
「ナダレは真我の触覚だ。善悪闘争を回す管理者として、斯く在るべしという大義式戒律 を刻まれる。つまりこの宇宙で唯一許された疑似的な求道神だよ。……まあ、私はそこに 自前の誓いを足してるが、実情的には先代たちとそう変わらない。本当の魔王になりたい と思っているだけだから」
使用者との関連性
次のナダレに選ばれた人間
ナダレになるとは、きっとこういうことなのだろう。何もかもが望むようにならず、時 の果てまで無能を叩きつけられる運命なのだ。やがて怒りや絶望も風化していき、底抜け の徒労感と疎外感が人の形を取って残るだけ。
その他
元ネタ
- ヴェンディダード(Vendidad)、
- ウィーデーウ・ダート(Videvdat)、
- ウィーダエーワ・ダータ(中世ペルシャ語:vidaeva data)
- ゾロアスター教の教典アヴェスターのテキストの一部。
- 他のテキストと違い、宗教法典の性格が強く、ゾロアスター教独自の視点から霊的存在の本質について書かれたものだと考えている。
- それらは元々は口承によって伝えられたが、後世になって文書として書き留められたと論じられている。
関連項目
- 使用者のもう一つの戒律。
引用元