すべての想いに巡り来る祝福を

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すべての想いに巡り来る祝福を
読み アマンテース・アーメンテース・オムニアウィンキト・アモール
作品名 Dies irae
分類 能力
使用者 マルグリット・ブルイユ
作中体系 エイヴィヒカイト
別呼称 輪廻転生
外国語表記 Amantes, amentes Omnia vincit Amor
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※この項目ではマルグリット・ブルイユの流出についてのみ紹介します。

能力について

概要

神座万象シリーズDies iraeに登場する能力。
使用者の"流出"随神相は獅子、鷲、雄牛からなる三位一体(ケルビム)
元々、流出位階に達していたため、エイヴィヒカイトを介さずに行える。
能力はいつか幸福になれるように死者を慈しむ世界の永久展開
詠唱

Amantes, amentesすべての想いに ――Omnia vincit Amor巡り来る祝福を


輪廻転生

  • 死者たちの来世を祝福する世界の永久展開
現世には全く干渉せず、死者の来世を幸福にするだけの世界。
「ゆえに女神は抱きしめた。善も悪も何もかも、悲劇そのもの
 はなくせないが、転生の果てに必ず救いが訪れると、あまね
 く総てを慈しんで」
  • 転生前の経験を引き継げる
常に強くてニューゲーム状態でなおかつ生き方を決められる。
 転生のたび前世と似た、しかし前世で歩んだ分前進した自分
となって新たな生き方を模索する。
 人の子に成長を促す法則……そう表現するのが適当だろう。
この理において、万象はどこまでも道を追求することが出来る
のだ。


覇道共存

理の衝突をなくし、力はそのままで共存させることが可能。
歴代神格の中で使用者のみが持ち得た特性。
「本来、絶対に共存できぬ覇道神を、同時に存在させ得るこ
 と。抱きしめるという渇望通り、彼女の腕に抱かれた者は、
 たとえ荒ぶる戦神であろうと安らかに微笑んで矛を収める」



使用者との関連性

マルグリット・ブルイユの場合

  • 抱き締めたいという渇望
誰にも近寄れない呪いを宿していたため、誰にも触れられない存在だった。
触れてはいけないと理解しつつ本心では接触を渇望していた。
「強固な呪いを宿して生まれ、触れれば首を刎ねてしまう。な
 らばこそ、誰も近寄れぬ永遠の宝石として在り続けたが、そ
 の本心では他者との触れ合いを切に望んでいた」


攻性皆無の魂

  • 魂レベルで戦うという概念を持たない神格
覇道共存で戦う神格と共存し、外敵から守護してもらう必要がある。
彼女の魂は戦うという概念を帯びていない。



その他

元ネタ

  • アマンテース・アーメンテース(ラテン:Amantes, amentes
ラテン語で「愛する者は正気なし」という意味の語。
ローマの喜劇作家ティレンウスの言葉。


  • オムニア・ウィンキト・アモル(ラテン:Omnia vincit Amor
ラテン語で「愛は総てに勝利する」という意味の語。
ウェルギリウスの牧歌のタイトルに登場する。


  • ケルビム(ヘブライ:כְּרוּבִים 、ギリシャ:Χερουβείμ
智天使という天使の一種。
失楽園の後、生命の樹への道を守らせるためにエデンの東に置かれた天使。
エゼキエル書では四面四翼の天使とされ、前の貌は人、後ろの貌は鷲、(見た人間から見て)右側に獅子、
左側に牛の貌を持っていた輝く天使とされている。


関連項目

すべての想いに巡り来る祝福を波旬が歪められたもの。


引用元


リンク