アイオーン(神座万象シリーズ)

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アイオーン(神座万象シリーズ)
読み アイオーン
作品名 神座万象シリーズ
用語分類 種族分類、能力分類
作中体系 -
別表記 永劫の輝き(ワルフラーンの再現体)
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用語について

神座万象シリーズ黒白のアヴェスターに登場する用語。
指揮官のイメージを下地に召喚される仮想存在、あるいはそれを生み出す能力のこと。


過去に存在した命の再現

  • 過去の生命を再現者の認識で作り出す
人だけではなく草木までも再現できる。
再現者の認識や性質に合わせて能力や特性も変換される。
再現者(指揮者)の認識が甘いと姿は同じでも中身の異なる人物が現れたり、実物とはかけ離れた戦闘力を持ちうる。
 溢れる百貌が神座を埋め尽くさんばかりに膨れ上がった。それは今まで生滅したありと
あらゆる命の再現。名もなき老若男女はもちろん、草木の一本まで例外はない。
 数に漏れはなく、その全員が在りし日の姿を留めていた。にも拘わらず蘇生や復活と感
じないのは、やはり中身が異なるためだろう。これほどの量をそろえながらも完全な複製
が皆無なのは、相互理解の断絶度合いを寒々しいほど表している。

[1]


永劫の輝き

ワルフラーンのアイオーン

  • “零”の視点で再現したアイオーン
“零”の視点を持つため“零”に特効という性質を持つ。
だが神座世界の人物をうまく認識できないため再現性も甘い。
〝みんな〟を自分の側に生まれ変わらせる召喚。物語の喩えに倣うなら、絵本の登場人物
たちを現実に持ってくる選択だ。これも孤独の払拭には違いなく、"零"と戦う万神軍を動
かせば己の才と属性をワルフラーンはもう恥じなくていい。手足を動かすのと変わらぬ次
元で、誰より優れている彼はできることをやればいいのだ。

[2]


その他

元ネタ

  • アイオーン(古代ギリシャ語:αἰώνaiōn、ラテン語:eon、英語:aeon
古代ギリシア語で時代や世紀、人の生涯といった特定の期間を指す語。
さらに神格化され「(永遠という意味での)時間の神」とされた。
またキリスト教グノーシス主義にも取り入れられその神話において「至高者」と呼ばれる善なる創造神の眷族神がアイオーンと呼ばれる。
地質学においては時間の単位として使われ、eon は10億年と定義される。単位記号はAE。たとえば、地球の年齢は 4.6 AE となる。


引用元

  1. 正田崇. 黒白のアヴェスター4 堕天無慙楽土. 神座万象・第十四機関, 2022 P482
  2. 正田崇. 黒白のアヴェスター4 堕天無慙楽土. 神座万象・第十四機関, 2022 P522


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