卍曼荼羅・無量大数
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卍曼荼羅・無量大数 | |
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作品名 | 神咒神威神楽 |
分類 | 術技 |
使用者 | 第六天波旬 |
作中体系 | 神威 |
術技について
詠唱
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――唵 ―― 阿謨伽尾盧左曩 摩訶母捺囉摩抳 鉢納摩 人嚩攞 鉢囉韈哆野吽 地・水・火・風・空に偏在する金剛界尊よ
天地玄妙神辺変通力離 ―― 卍曼荼羅 ――無量大数 |
形容
- 後光の如く輝く卍曼荼羅
- 輝いている=雑魂で輝いている状態であり、純度が低いことを意味する。
- 同時に多元平行宇宙を掌握できる座にいることも意味する。
- 最高純度は波旬のみが存在する黒一色の状態。
背後に広がる大曼荼羅が、後光のごとく輝く阿頼耶識の卍と なって、こいつこそが無限に存在する平行宇宙を掌握する者だ と告げている。 その様こそは、まさに神座……頂点に在る者として、見る 者に理屈抜きの畏怖を叩き込むことだけは間違いない。巨木や 高峰がそうであるのと同じように、圧倒的な大質量を有するモ ノには必ずそうした効果が付随する。
滅尽滅相
- 排除と殺戮の神威
- 一言一言で宇宙が消え失せる。
その一音一音が紡がれるたび、背後の曼荼羅から星が消滅 しているのだ。 光が翳る。闇が版図を広げていく。今のたった数言だけで、 いくつの宇宙が潰されたのか分からない。 こいつの神威は排除と殺戮のみしかなく、その総体に抱え込 んだ 無限数の魂を、己に纏わり付く不快な塵としか思ってない のだ。
- 総てを滅ぼす太陽の極光
- 最高純度の神威による命の消却。
- 作中では最高純度で放たれるはずだったが、相手との相性により並の神威にまで劣化した。
共に光明を願う真言ならが、太陽というものに求める概念が 正反対にかけ離れている。 (中略) 光は命の象徴であるという俺の意と、光は命を消し去る放射 線だという波旬の意
唯一絶対の宇宙
- 保有している魂の総量が減るほど強化される
- 極度の自閉症を持つ使用者にとって魂の減衰は渇望の純化に繋がる。
- 神座闘争の削り合いにおいて消耗と増強の関係が逆転している。
陣地、領域の奪い合いという神座闘争の原則を、完全に逆転 させているのが天狗道だ。こいつは攻撃すればするほど強くな り、唯一に近づくほど完成される。
使用者との関連性
無量大数を誇る念の総量
- あらゆる理を無視できる質量を誇る宇宙
- 同位階の神々すら片手間で滅尽滅相し、それらが持つ理を受けても何も感じないほどの質量を持つ。
- 例え相手が神座を掌握しているとしても念の波動が神座ごと相手を圧壊させる。
彼は何処までも唯我であり、他者と比べて己がどうこうという物差しす ら持たないため、非常に稚拙だからこそ穴が無いという力の塊。「俺は俺 ゆえに唯一絶対」という理屈になっていない自負が総てで、その思いが 有する念の総量は他のあらゆる渇望を駆逐する。
本来は求道神
- 一人になった時こそ最強の覇道神
- 歴代神格の序列を大きく逸脱しているのもこの特性によるもの。
本来求道であったはずの波旬だから、たった一人になったときこそ無量大数の密度を持つ。求道型の覇道神という、完全に矛盾した存在 として歴代最強に成り得たのはそのせいだ。
その他
元ネタ
- 卍
- ヒンドゥー教において宇宙の根源もしくは宇宙そのものとされる地母神シャクティを表す真言。
- 西洋では太陽のシンボルである太陽十字から派生しており、由来はこちらかと思われる。
- 曼荼羅
- 「仏の世界図」、つまり仏教世界における宇宙を指す。
- 日本語では通常、仏教の世界観を表現した絵画等のことを指す。
- 無量大数
- 数の単位のひとつ。1068
関連項目
- 卍曼荼羅・無量大数を発動させる使用者の理。
引用元