吸収したエネルギーを再利用できるよ
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吸収したエネルギーを再利用できるよ | |
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作品名 | 魔法少女育成計画 |
分類 | 能力 |
使用者 | 雷将アーデルハイト |
作中体系 | 固有魔法 |
能力についての詳細
概要
- 魔法少女育成計画に登場する能力。
- 受けたエネルギーを吸収し、自らのエネルギーとして再利用できる。
エネルギー吸収&放出
- 受けたエネルギーを吸収して再利用できる
- 受けるエネルギーの種類は問わない。
- 放出せず体内に循環させることで受けたエネルギーを蓄積し続けることが可能。
アーデルハイトは攻撃を受け、すぐには放出せず、身体の内側でエネルギーを巡らせた。 ライトニングと触れ合っている背中から、エネルギーが徐々に減衰、失われていく。
必殺技一覧
閃手必勝
- 受けたエネルギーを電力にして軍刀に纏わせる
- 雷を帯びた刀は接触だけで電撃を与える。
電撃がアーデルハイトの全身を撫で回した。強烈なエネルギーが身体を縦横に貫き、蹂 躙せんとし、しかしアーデルハイトは全てを内側へ籠らせ、そこから右腕へ、右腕が持つ 軍刀へと伝え、解き放つ。ライトニングは避けようとすらせず両腕を広げて電撃を受け止 め、彼女の全身、コスチュームの太鼓や剣までがバチバチとスパークした。効いていない。 それは予想の範囲内だが、むしろエネルギーを吸収されているように見える。
禁城鉄壁
- 受けたエネルギーを身体能力強化に使う
- 「難攻斧落」の説明から受けられる上限が決まっている。
背中へ電撃が浴びせられる。一撃、二撃、それでもアーデルハイトは倒れない。内側に エネルギーを貯め、軍刀を光らせた。瞬間、殺意が増した。ライトニングが剣を突き入れ、 アーデルハイトがそれさえも背中で受け、弾く。アーデルハイトは身体を回転させながら 後ろへ跳び、驚愕に表情を歪ませたライトニングと十センチの距離で目が合った。
獅風迅雷
- 受けた攻撃を脚力に変えて高速機動を行う
- 遠距離攻撃を受けても即座に間合いを詰めて反撃できる。
時間差ゼロ秒、届かないはずの斬撃を顔面に浴びせられた。受けたエネルギーを足へ向 け、踏み込む。地面を踏み割りながら高速で一撃、すれ違いざま横薙ぎに斬りつけた。
天衣無砲
- エネルギーの全てを軍刀に込めて射出する
- 鞘を砲に見立てての発射で使用後は鞘が変形してしまう。
- 虚をつく攻撃であるため、外すと武装を失うことになる。
鞘を砲に見立て、敵の攻撃から得たエネルギーにより軍刀を飛ばす一発芸のような技だ。 技の性質上アーデルハイトは武器を失い、避けられるか受けられるかすれば詰みまで見え る。だが構えを見て居合を想定していた敵は意表を突かれることになり、最大の必殺技を 放った直後では特に大きな隙が生まれ、狙い済ました一撃を胸に受けて倒れる。
難攻斧落
- 受けたエネルギーを全て耐久に回す
- 反撃は考えず全て耐久に回すため「禁城鉄壁」よりも耐久に優れる技。
- 耐久のみになるため相手のスタミナ切れや援軍のあてがないとそのまま潰される。&footnote(魔法少女育成計画「赤」 P78)
雷撃が二度続けて弾けた。防御のためだけに魔法を用いる「難攻斧落」でなけれ ば到底耐えられるものではない。(以下略)
その他
元ネタ
- カイザーシュラハト(ドイツ語:Kaiserschlacht)
- 1918年の第一次世界大戦末期に行われたドイツ帝国の最後の大攻勢のこと。日本語では「皇帝の戦い」と訳す。
- ジークフリートリーニエ(ドイツ語:Siegfried-Linie)
- 1930年にドイツが築いた西部戦線こと「ジークフリート線」のこと。
- ブリッツクリーク(ドイツ語:Blitzkrieg)
- 電撃戦。一般に機甲部隊の高い機動能力を活用した戦闘教義。
- 一般的に航空戦力で地上を爆撃、敵前線に穴をあけてさらに戦車、歩兵と砲兵が敵陣深くまで侵入し、
- 敵拠点や司令部などを攻撃するという手法である。これにより小規模の軍でも大規模の軍を攪乱することができた。
- 第二次世界大戦においてドイツの主要戦術であった。
- ちなみに「Blitzkrieg」を日本語訳するならば「電光戦」か「稲妻戦」になるが、古代中国の兵法書において乗り物に武器を持った兵士を乗せた物を電車と名づけ、
- 縦横無尽に使用して強敵を破る兵法の名が電撃であったため電撃戦と訳された。
本場の中国においては「閃電戦」と直訳に近いのに
- パリ砲(ドイツ語:Paris-Geschütz)、ヴィルヘルム砲(ドイツ語:Wilhelm-Geschütz)
- 第一次世界大戦時、ドイツ軍が保有した火砲。当時最大の巨砲とされる。
- 名前はドイツ軍がパリを砲撃するために製造したことからパリ砲、あるいは当時のドイツ皇帝の名からヴィルヘルム砲と呼ばれる。
- 空気の薄い高度にまで砲弾を打ち上げるとで空気抵抗の影響が薄れ射程が驚異的に伸びることに着目して開発された。
- しかし連合軍の進撃により滷獲を恐れたドイツ軍が自らこの砲を破壊してしまったことから、詳細な能力はいまだ不明。
- マリエンベルク要塞(ドイツ語:Festung Marienberg))、ウンターフラウエンベルク要塞(ドイツ語:Festung Unterfrauenberg)
- ドイツにある要塞。歴史上何度も造り直されてきた要塞で古いものだとケルト人の時代まで遡る。
- またフランク人が6世紀に移住してくるまでは、礼拝所として用いられ、更に後世には城の設備が増築された。
- 疾風迅雷、金城鉄壁、先手必勝、天衣無縫、難攻不落
- 主に戦争に関する四字熟語。
引用元