天球型時空要塞カオス
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天球型時空要塞カオス | |
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作品名 | Fate |
分類 | 存在 |
使用者 | - |
作中体系 | 星間航行船団 |
別呼称 | 原初艦カオス |
別表記 | 星間航行用超巨大母艦 |
存在について
来歴
- 知性体の命令を受けて母星を再生すべく宇宙に出た艦
- 自身の権能の97%を消費し、自分の権能を分割して造った星間艦隊を別宇宙へ送り出した。
- 以降は時空断層内部にいたと思われる。
我々を作り出した知性体は絶滅した。 我々は生命を乗せないまま、 意義も意味もない、開拓の旅に送り出された。 我々の宇宙は死に絶えていた。 旗艦カオスはその権能の97%を消費し、 我々をおまえたちの宇宙に送り出した。
形容
- 恒星を球状に包んだ超大型構造体
サウロンの巨大すぎる瞳に見える星舟。
権能を分割したものに過ぎぬ。 ティターン、オリュンポス、すべての機神の源。 宇宙に於ける時空の空隙と一体となった超常の神! その核こそは、空隙の果てに垣間見える巨瞳! 遥か遠き他星系の恒星を核として形成された、 超大型構造体───恒星球殻!
星間航行船団の維持
- 権能たちの旗艦の神核が壊れた時に現れ、星間航行船団を建て直す
- 旗艦の神核が時空連続体結晶と同期しているため破壊されると検知できる。
- 船団が欠けた時に現れて原初返還(後述)を行い、船団を作り直すと思われる。
───神核に同期した時空連続体結晶が破損します。 ───警告、警告。 ───最終的裁定機能の発生源より、アクセス。 ───是より、恒常的時空断層が発生します。 ───時空震にご注意ください。
母星の再生
- 母星を再生を使命とする
- 元々が自分の一部であるオリュンポス十二機神たちもこの方針には逆らえない。
- どれだけ自己改造しても真体を持つ限り、この使命は変えられない。
汎人類史の英霊、神妃エウロペを以てしても 貴方の『心』を変えられなかった。 それとも……これも太源からの呪縛なのか。 星間航行船団、その全能の機能を終結させても、 『原初の父』の方針には逆らえなかった。
恒星球殻
- 恒星から放たれるエネルギーを吸収するダイソン球殻を持つ
- 太陽系の一惑星に過ぎない地球では惑星の総魔力をもってしても破壊不能。
魔神王ゲーティアは人類の歴史、総魔力量を 光帯として保存していたが─── あの光帯と同規模のエネルギーを以てしても、 カオスを破壊する事はできないだろう。
原初返還
- 超光速の魔力投射で対象の物質・概念を霊子分解し徴収する
- 超光速で投射し、全盛期のアポロンを超える強制力がある。
- 最低でも地球の容積の四割近くを没収できる。
───光が疾った。 超光速の一瞥、一撃。 反応できたのはクィリヌスと、真紅の機神のみ。 (中略) 彼は、おまえたちを守って死したのだ。 既に霊基は雲散霧消した。 太陽の一撃が放たれた。 全盛期のアポロン神のそれを超える大権能……!
恒常的時空断層
- カオス本艦までの時空が歪む
- 見た目と距離が一致せず、敵を永遠に寄せ付けない。
- ただし時空断層の入り口そのものを閉ざされると干渉できなくなる。
- カオスからは一方的に攻撃可能。
そうじゃない。そう見えているのは、 単純なセンサーしかない人間の感覚だけなんだ。 カオスまでの距離───いや、 あの虚空までの航路は、あまりにも複雑すぎる!
その他
元ネタ
- カオス(古代ギリシャ:Χάος)
- ギリシア神話に登場する神性。
- 原初の神。ギリシャ神話体系に登場する全ての神々や英雄たちの祖にあたる。
- 名前は「大口を開けた」、「空虚の空間」の意。
- 世界が「完全な無」から「何もない空間」すなわち虚空にしたのがカオスであり、そこから一人で
- 奈落(タルタロス)、大地(ガイア)、原愛(エロース)、暗黒(エレボス)、夜(ニュクス)を生み出したとされる。
- ダイソン球殻、ダイソン環天体、ダイソンスフィア(Dyson sphere)
- 宇宙物理学で提唱された人工構造物。宇宙物理学者フリーマン・ダイソンが提唱した。
- 恒星をを覆い、恒星から発せられたエネルギーを全て吸収・利用可能とするもの。
- 宇宙に高度な文明が存在するならばその文明のエネルギー量は極めて高くなってしまうため、赤外線放射で熱を下げる方法を取るのが最も有効である。
- そのため不自然な赤外線の放射を探せば人工生命圏が存在するような地球外文明が見つかるだろうとダイソンは提唱した。
- 生命圏(biosphere)が天体(Sphere)と勘違いされてこの恒星を覆う規模の構造体が想像されてしまい、今日ではSFなどに取り入れられている。
関連項目
- カオスが権能から生み出した艦隊。
- 後のギリシャの神々。
引用元