「頭に魔法の花を咲かせるよ」の版間の差分

編集の要約なし
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:花ごとに能力が異なる。
:花ごとに能力が異なる。
:{{Blockquote|text=<pre>「頭に魔法の花を咲かせるぽん。見た目は間抜けだけど頭の花は不思議な力を持ってるぽ
:{{Blockquote|text=<pre>「頭に魔法の花を咲かせるぽん。見た目は間抜けだけど頭の花は不思議な力を持ってるぽ
ん。舐めてかかると痛い目見るぽん」</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
ん。舐めてかかると痛い目見るぽん」</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P180</ref>}}




27行目: 27行目:
:{{Blockquote|text=<pre> 砂漠という環境は花を育てるのに適していない。炎というのも植物には優しくない。魔
:{{Blockquote|text=<pre> 砂漠という環境は花を育てるのに適していない。炎というのも植物には優しくない。魔
梨華の花はゆっくり育てれば長い間咲いているが、即席で育てればすぐ咲く代わりに枯れ
梨華の花はゆっくり育てれば長い間咲いているが、即席で育てればすぐ咲く代わりに枯れ
るのも早い。砂漠で炙られながら咲かせた花ならすぐに寿命が尽きる。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
るのも早い。砂漠で炙られながら咲かせた花ならすぐに寿命が尽きる。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P245</ref>}}




35行目: 35行目:
:金属の刃を受け止めることができる。
:金属の刃を受け止めることができる。
:{{Blockquote|text=<pre> 牽制のつもりで繰り出した突きが頭の花に弾かれた。金属と金属がぶつかったような音、
:{{Blockquote|text=<pre> 牽制のつもりで繰り出した突きが頭の花に弾かれた。金属と金属がぶつかったような音、
それに感触がある。当然だがただの花ではない。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
それに感触がある。当然だがただの花ではない。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P232</ref>}}




44行目: 44行目:
:{{Blockquote|text=<pre> 少女が、お辞儀のように頭頂部、即ち花を向けた時にはインフェルノも動いていた。突
:{{Blockquote|text=<pre> 少女が、お辞儀のように頭頂部、即ち花を向けた時にはインフェルノも動いていた。突
きつけていた偃月刀を目の前にかざし、背後に倒れこむ形で身を投げた。
きつけていた偃月刀を目の前にかざし、背後に倒れこむ形で身を投げた。
 花が光り、偃月刀の刃部分が宙を飛んだ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
 花が光り、偃月刀の刃部分が宙を飛んだ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P239</ref>}}
 
 
==={{Ruby|クレマチス|鉄線のキンポウゲ}}===
;*魔法の花の中でも最上級の硬度を誇る花
:丸鋸のように回転して切り刻むことができる
:{{Blockquote|text=<pre> 魔梨華の頭上を飾る紫色の花は、彼女が咲かせる花の中でもトップクラスの硬度を誇る
「テッセン」だ。ただ硬いだけではなく、丸鋸のように回転することで近寄る者を斬り刻
む。混沌とした乱戦の中で使えば敵も味方もあったものではない。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P288</ref>}}




56行目: 64行目:
 あの花の臭いを一度嘆げば二度と嗅ぎたいとは思うまい。外の開けた場所でさえ至近で
 あの花の臭いを一度嘆げば二度と嗅ぎたいとは思うまい。外の開けた場所でさえ至近で
嘆げば昏倒し、多少離れていても嘔吐してまともに行動はできない。まして密閉された空
嘆げば昏倒し、多少離れていても嘔吐してまともに行動はできない。まして密閉された空
間内であれが咲けば大惨事になる。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
間内であれが咲けば大惨事になる。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P292</ref>}}
 
 
==={{Ruby|クレマチス|鉄線のキンポウゲ}}===
;*魔法の花の中でも最上級の硬度を誇る花
:丸鋸のように回転して切り刻むことができる
:{{Blockquote|text=<pre> 魔梨華の頭上を飾る紫色の花は、彼女が咲かせる花の中でもトップクラスの硬度を誇る
「テッセン」だ。ただ硬いだけではなく、丸鋸のように回転することで近寄る者を斬り刻
む。混沌とした乱戦の中で使えば敵も味方もあったものではない。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}




73行目: 73行目:
:{{Blockquote|text=<pre> 袋井魔梨華が種を飲みこんで一秒も待たずに大きな花が咲き、花弁の周囲を囲んで幾本
:{{Blockquote|text=<pre> 袋井魔梨華が種を飲みこんで一秒も待たずに大きな花が咲き、花弁の周囲を囲んで幾本
もの太い蔦が伸びた。太さは二十センチ、長さ十メートルにも及ぶ蔦が周囲を打ち据える。
もの太い蔦が伸びた。太さは二十センチ、長さ十メートルにも及ぶ蔦が周囲を打ち据える。
取り囲んでいた悪魔五体が打ち倒され、さらに首を締め上げられた上で振り回された。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
取り囲んでいた悪魔五体が打ち倒され、さらに首を締め上げられた上で振り回された。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P318</ref>}}




79行目: 79行目:
;*使用者に触れたものを溶解させる
;*使用者に触れたものを溶解させる
:魔法少女相手には有効打となるまで時間がかかる。
:魔法少女相手には有効打となるまで時間がかかる。
:{{Blockquote|text=<pre> 触れた部分が白い煙を噴き上げた。肉を溶かす音と匂いが立ちこめる。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
:{{Blockquote|text=<pre> 触れた部分が白い煙を噴き上げた。肉を溶かす音と匂いが立ちこめる。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P326</ref>}}




87行目: 87行目:
:{{Blockquote|text=<pre> 魔梨華はぽんと口の中に種を放りこみ、程なく頭から白い花が咲いた。両掌をゆっくり
:{{Blockquote|text=<pre> 魔梨華はぽんと口の中に種を放りこみ、程なく頭から白い花が咲いた。両掌をゆっくり
と広げていくようにして花弁が聞き、緑色の果実を残して花びらが散り、魔梨華は果実を
と広げていくようにして花弁が聞き、緑色の果実を残して花びらが散り、魔梨華は果実を
もぎ取ってインフェルノに投げた。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
もぎ取ってインフェルノに投げた。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P336</ref>}}
;*痛み止めと魔法の力を回復させる
;*痛み止めと魔法の力を回復させる
:実の果汁を舐めとると痛み止めになる。
:実の果汁を舐めとると痛み止めになる。
:舐めすぎると頭がぱっぱらぱーになる上、中毒性が高い。
:舐めすぎると頭がぱっぱらぱーになる上、中毒性が高い。
:{{Blockquote|text=<pre>「(前略)その実を傷つけて出てきた汁を舐めてれば痛み止めくらいにはなる。あんまりしゃぶ
:{{Blockquote|text=<pre>「(前略)その実を傷つけて出てきた汁を舐めてれば痛み止めくらいにはなる。あんまりしゃぶ
り過ぎると気持ち良くなっちゃうから要注意。あと癖になっても責任持たないから」</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
り過ぎると気持ち良くなっちゃうから要注意。あと癖になっても責任持たないから」</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P337</ref>}}




103行目: 103行目:


 すぐさまこちらへ出ることもできない。向日葵から放射された光線を避けられる場所は
 すぐさまこちらへ出ることもできない。向日葵から放射された光線を避けられる場所は
残されていない。三体のシャッフリンを焼き尽くして大きな向日葵は枯れ果てた。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
残されていない。三体のシャッフリンを焼き尽くして大きな向日葵は枯れ果てた。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P397-398</ref>}}




115行目: 115行目:


 魔梨華が美々を引き起こし、美々が謎の魔法少女を助け起こした。魔梨華の周囲は放射
 魔梨華が美々を引き起こし、美々が謎の魔法少女を助け起こした。魔梨華の周囲は放射
状に黒く焦げている。シャッフリン達がどうな、ったのか、考えるまでもない。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
状に黒く焦げている。シャッフリン達がどうなったのか、考えるまでもない。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P403・P405</ref>}}




122行目: 122行目:
:よほど接近しないと相手を刺せない。
:よほど接近しないと相手を刺せない。
::<s>なんで鯱の方を訳したのか</s>
::<s>なんで鯱の方を訳したのか</s>
:{{Blockquote|text=<pre> 全身から赤紫色のトゲが飛び出した。太く、鋭い。魔法少女の身体であろうと刺し貫く。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
:{{Blockquote|text=<pre> 全身から赤紫色のトゲが飛び出した。太く、鋭い。魔法少女の身体であろうと刺し貫く。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}} P413</ref>}}




134行目: 134行目:


魔梨華は空中で静止していた。頭から八方へ伸びた薔薇の蔓が折れた木の幹に巻きつ
魔梨華は空中で静止していた。頭から八方へ伸びた薔薇の蔓が折れた木の幹に巻きつ
き、あるいは岩肌に棘を立て、魔梨華の身体を支えていたのだ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|Delta}} P162-163 </ref>}}
き、あるいは岩肌に棘を立て、魔梨華の身体を支えていたのだ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|else1}}</ref>}}
 


==={{Ruby|ローゼンシュランゲ|薔薇蛇鞭}}===
==={{Ruby|ローゼンシュランゲ|薔薇蛇鞭}}===
140行目: 141行目:
:自分へ巻き付けて攻撃した相手を傷つけることも、相手に巻き付けて巻き取ることで相手を切り裂くことも可能。
:自分へ巻き付けて攻撃した相手を傷つけることも、相手に巻き付けて巻き取ることで相手を切り裂くことも可能。
:{{Blockquote|text=<pre> 魔梨華の頭から薔薇の蔓が伸び、自身の腕に絡みついていた。蔓には鋭い棘が隙間な
:{{Blockquote|text=<pre> 魔梨華の頭から薔薇の蔓が伸び、自身の腕に絡みついていた。蔓には鋭い棘が隙間な
くびっしりと生えている。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|Delta}} P166</ref>}}
くびっしりと生えている。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|else1}}</ref>}}
 


==={{Ruby|ローゼン・ゾイファー|薔薇の溜息}}===
==={{Ruby|ローゼン・ゾイファー|薔薇の溜息}}===
150行目: 152行目:


 顔面に粉を浴びせられたクラムベリーが激しく咳きこみ、涙の粒を飛び散らせ、悶え
 顔面に粉を浴びせられたクラムベリーが激しく咳きこみ、涙の粒を飛び散らせ、悶え
苦しむところへ魔梨華がのしかかり、有無をいわさず押し倒す。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|Delta}} P172</ref>}}
苦しむところへ魔梨華がのしかかり、有無をいわさず押し倒す。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|else1}}</ref>}}
 


==={{Ruby|ドラゴンエクスティンクショナー|龍絶蘭}}===
==={{Ruby|ドラゴンエクスティンクショナー|龍絶蘭}}===
177行目: 180行目:
;*土、水、太陽光の日射量次第で身体能力が変動する
;*土、水、太陽光の日射量次第で身体能力が変動する
:花を育てやすい環境ほど代謝が良くなる。
:花を育てやすい環境ほど代謝が良くなる。
::環境がよいと'''胸を槍で刺されても生き残る'''くらいしぶとい。
:{{Blockquote|text=<pre> 水と土と太陽光さえあれば傷が治る、とは本人の弁だった。太陽が無いから時間がかか
:{{Blockquote|text=<pre> 水と土と太陽光さえあれば傷が治る、とは本人の弁だった。太陽が無いから時間がかか
ったのだそうだ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}
ったのだそうだ。</pre>|ref=<ref>{{Ref:Mahoiku|JOKERS}}</ref>}}