ホムンクルス(煉獄姫)

提供:ファンタジー能力Wiki 移転先
2026年2月27日 (金) 00:09時点におけるKaranemi666 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「{{基本情報 | 作品名 = 煉獄姫 | 用語分類 = 種族分類 | 作中体系 = 煉禁術 | 別呼称 = ローレンの雛(ローレン製のみ) |別表記 = 人造人間 }} = 用語について = :煉獄姫に登場する用語。 :'''煉禁術によって生み出された人間'''。 :作中では三種類のホムンクルスが登場するが、煉禁術による特性を有するのはローレンの雛のみ。…」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
ホムンクルス(煉獄姫)
作品名 煉獄姫
用語分類 種族分類
作中体系 煉禁術
別呼称 ローレンの雛(ローレン製のみ)
別表記 人造人間
テンプレートを表示



用語について

煉獄姫に登場する用語。
煉禁術によって生み出された人間。
作中では三種類のホムンクルスが登場するが、煉禁術による特性を有するのはローレンの雛のみ。


生態(共通)

  • 不老かつ常に健康体
わざと年を取らせるように作らない限り不老。
「そう。煉獄の毒気から毒気によってのみ産みだされたもの。人の貌をしていながら老いず、
病まず、死を遠ざけ、人に非ざる力を持った、人を超えた存在」

[1]

  • 発生時から知識と知能を有する
生まれたときから成熟した知性を兼ねており、社会生物的な行動を取れる。
国家直属の組織に入っていたり、他国の暗部に与したり、経済特区の長になるなど人間よりも優れている。
 言葉の意味は理解できた。自分を含めてすべての人造人間というものは、意識を発生させた
その瞬間から既に、ある程度の知識と知能を持っている。それが災いした。

[2]

  • 魂が異形
人間の魂の形をしていない。
 人間の魂は決して無事ではいられない。何故ならこの光は人の魂が持つ形に反応するからだ。
無事でいられるのは、たとえば獣や鳥、魚。
 それからレキュリィのような、人間とは別の魂を与えられた存在――。

[3]


ローレン製ホムンクルスについて

特殊能力

  • 付与された特殊能力を任意(あるいは常時)発動する
特に毒気への抵抗は生態として組み込まれている。
「無論、人造人間というのはただの人間じゃない。それじゃあ女性が子供を産むのと何ら変わ
らない。僕はね煉禁術によって、人の範疇を超えた能力が与えられているんですよ」

[4]

  • 能力は四源(肉体・精神・魂・経絡)のいずれかに属する
それぞれのアプローチで毒気を無毒にしている。
「『完全なる四源』の他に、ローレンが人造人間に与えた課題がもうひとつある。きみたちに
とっては自分の身体のことだからわかるだろう? 毒気の克服だよ」

[5]

円 対応する四源
第一円 経絡
第二円 肉体
第三円 精神
第四円 経絡


レティック=メイヤ製ホムンクルスについて

生ける屍リビングデッド

  • 仮想生物ではなく死体の細胞を置換したとされる
長期間かつ莫大な資産を必要とする煉禁術に比べて短時間かつ低コストで作れる。
「きっと煉禁術よね。ねぇ、作ったのは誰? フォグくんの知り合い? だったら話を聞きた
いわ。……なるほど、ローレンのようにすべてを毒気から創成させるんじゃなくて、生物の死
体を基礎にして身体を作り替えたって訳か……ミッドレイ理論の応用ね。あれも禁術扱いだけ
ど、死体の防腐処理をするのではなく生き返らせるってのは斬新だわ。これなら煉禁術にして
は手間もかからないし、何より安上がりで済む」

[6]

  • 生物的に不可能な芸当が可能
人体に有害な毒気を無視し、他人の部位を移植することが可能。
痛覚もないため常人では耐えられない激痛にも耐えられる。
「人造人間として甦らせた。右腕は適当な奴をかっ攫って、切り落としてくっつけたんだよ。
知ってるか坊主? 人造人間ってのはそういう芸当も可能なんだ」
 死んでいるから、煉獄の大気が持つ毒性など意味がない。
 生きていないから、別の死体から腕を切って繋げても平気でいられる、と?

[7]


細胞加工

  • 死人でありながら細胞分裂し、毒気を栄養素として喰らう細胞を持つ
肉体が傷つけば自動で仮想細胞を生成する煉術が発動して傷を埋め、治れば毒気を栄養素として喰らう。
即死しない限り不死。
 それは彼の創造主であるレティック=メイヤが施したとっておきの煉術だった。
 身体が傷付く、つまり記憶された初期状態から何らかの変化があると、体内に織り込んだ煉
術陣と心臓の代わりに埋め込まれた『グラフの数珠』によって、復元術式が自律発動するとい
う仕組みだ。『グラフの数珠』は『起きろ』の言葉ではなく、彼の身体の損傷を合図として煉
獄の扉を開くように改造されていた。
 もちろん、実質的に傷が癒えている訳ではない。
 煉術で創成された仮想物質は時を置いて毒気へ還元される。治癒しているように見えるのは
復元術式が延々と起動し続けているからである。やがて彼自身の自然治癒力で傷が癒えるまで、
損壊した臓器や細胞の代わりを仮想細胞が務め続ける――本来、煉獄の毒気に晒されれば体組
織は損傷していくのだが、彼の細胞は煉獄の毒気を栄養素とすることができた。レティックの
施した煉禁術である。奇しくもそれは、彼の叔父であるローレン=エス=コーンフィールドが
人造人間に施した処理とまったく同一のものであった。

[8]


記憶障害&精神崩壊

  • 死後に蘇生する製造方法であるため本人の脳細胞が死滅している
復元しても記憶に欠落が生じ、アイデンティティーが喪失している。
精神的な刷り込みがされていれば更に破滅的な方向へ精神崩壊が起きる。
破壊衝動・殺人衝動が増幅し抑えが効かなくなる。
 元々、死んだ後に時間が経って蘇生させられたせいで、彼の脳細胞はほぼ死滅していた。そ
れをレティックが煉禁術によって無理矢理に復元したのだが、知識を学習し直すことはできて
も記憶自体が戻る訳ではない。ただでさえ混濁している記憶に加えてレティック=メイヤを主
人とする刷り込みを与えられたのも手伝い、今では『イパーシ=テテス』という自分の名前に
すら妙な違和感がある。まるで他人のものであるかのような、そんな。
 故に、彼は奇妙な状態にあった。

(中略)

 おまけに――これが最も危険な刷り込みだったのだが――彼はレティックによって、破壊衝
動という根源欲求を加えられていた。食う、寝る、犯すに加えて、壊す、だ。
 物質を見れば破壊したくなる。道行く人を見れば殺したくなる。それに関する自制はもちろ
ん効くのだが、限度があった。いずれは我慢できなくなるかもしれないという確信があった。
食い気や眠気、色気に人が抗えないように。

[9]


シュフェーム製ホムンクルスについて

無能力ホムンクルス

  • シュフェーム=ディーエ=コーンフィールドの作った人造人間
人間としての能力に優れているだけの人造人間。
シュフェームいわく「失敗作」で、親の劣等感も引き継いでいた。
「けれど彼は一応の成果を残した。劣等感の中、対抗心と執念を糧に、人造人間らしきものを
造った。「ローレンの雛』のように人間を超越した部分などどこにもない、魂も精神も肉体も
経絡もただ人間と比して秀でているというだけの失敗作をね……それが私だ」

[10]


ローレンの雛との融合

  • 最終的にローレンの雛たちから能力を奪う
奪えたのは経絡と肉体 のみで肉体の能力は改変されている。
 ユヴィオールがすべての「完全の欠片」を集めるには、フォグとキリエとレキュリィ――第
一円から第三円までの『ローレンの雛』が全員生きたままひとつ所に集う必要があった。が、
それを成し遂げるために辿った道程は、まさに薄氷を踏むようなものだったと言える。

[11]


その他

元ネタ

ホムンクルス(Homunculus)
錬金術における製造された人工生命、もしくは生命を製造する技術。
パラケルススが成功したとされる。
アレイスター・クロウリーは人工生命ではなく、赤子の体内に霊を導き入れて創造する製造法と主張している。


関連項目

ローレンの雛の持つ能力。


引用元

  1. ↑ 藤原 祐. 煉獄姫 二幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P91
  2. ↑ 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P13
  3. ↑ 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P163
  4. ↑ 藤原 祐. 煉獄姫. アスキー・メディアワークス, 2010, 314. P282
  5. ↑ 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P231
  6. ↑ 藤原 祐. 煉獄姫 二幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P282
  7. ↑ 藤原 祐. 煉獄姫. アスキー・メディアワークス, 2010, 314. P272
  8. ↑ 藤原 祐. 煉獄姫. アスキー・メディアワークス, 2010, 314. P298
  9. ↑ 藤原 祐. 煉獄姫. アスキー・メディアワークス, 2010, 314. P299
  10. ↑ 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P228
  11. ↑ 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P252


リンク