マグサリオンの不変
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マグサリオンの不変 | |
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作品名 | 黒白のアヴェスター |
分類 | 能力 |
使用者 | マグサリオン |
作中体系 | 不変 |
別呼称 | 魔道、冥府魔道 |
能力について
疑似求道神化
- 肉体が概念化し、物理の法則から逃れる
- どんな攻撃も通さず、高次の業でなければ壊れない。
- 攻防速すべてにおいて星霊加護を使わずとも超常的な現象を具現する。
- ただし作中の世界構造より求道神はまだ生まれないため、神としての格はない。
血も肉も骨も臓器も、この男にはもはや無意味となりつつあるのだ。すなわち生体とし ての機能や常識を超え、物理法則の枠から解き放たれかけている。 一種の概念化に近いだろう。それが森羅万象において如何なるときも変わらず在り続け るものならば、同種の力をぶつけぬ限りマグサリオンを打ち破るのは困難と思えた。
凶剣
- 無であるゆえに善悪二元の流転においても不変であり、取り込まれた祈りも不変と化す。
- 取り込まれると物理法則も無視して世界から観測できなくなる。(観測者が何光年先にいようと同時に見えなくなる。)
- ただし己の不変に理解していない間は周囲のものを屑を断じて無理解のまま消滅させる斬撃を放つのみ。
- なので不変を自覚にした空葬圏以前のレイリなどは無に含まれていないと思われる。
そして星が、マグサリオンの斬撃に削られていく。 彼は宇宙を殺しているのだ。剣が届く範囲という極めて小規模なものだったが、紛れも なく森羅万象を滅尽している。 理屈も因果もすべてが不明。しかし防御不能な魔剣であり、手の付けられない究極的な 破壊だった。
無の氾濫
- 人々の持つあらゆる“無”を殺して取り込んだ
- 誰にも型にはめられず、あらゆる摂理を蹴散らす反発力の塊。
彼の中にはあらゆる“無”が渦巻いている。 (中略) 言わば種々の決まり事に対する破壊者で、些細な道徳から宇宙の理までを無用と蹴散ら す反発力そのものだ。頭を押さえられて逆らうことに理由など無く、外圧を駆逐するのに 特化した概念は無貌、無形、ゆえに無敵。
欠点
- 個人と向き合うため別位相の命が無限に増える存在に対しては千日手となる
- 増えたのが全員同一人物だとしても即座に全滅させられない。
マグサリオンは“みんな”を滅ぼすのに長大な年月をかけている。その事実が前提とし てある以上、真我たちを殺し切るには同じだけの時間が要った。これは彼の魔道がそうし た〝型〟に嵌まっているためであり、違える真似は構造的に不可能だ。もしもそんな道を 選んだら信念の崩壊、つまりは自殺と変わらなくなる。 よって真我に分裂を許したとき、ほぼ詰まされたと言っていい。相手の土俵で踊らざる を得なくなり、たとえもう一度滅尽しても片端から復活していく。
使用者との関連性
神剣の自滅因子
- 剣としての性質を持つため愛と殺意が同居する。
- 真我の広義的な意味で分身にあたる神剣の自滅因子であるため真我を壊すための行動を無意識的に取る。
超洞察力
- 全感覚で情報を把握・吟味し真実まで至る洞察力
- 特に視覚は凶眼とも呼ばれ、刹那ほどの情報を見逃さない。
- 母親も全知から考察するため母親似なのかもしれない。
ナダレの、いいやシータの土産だ。彼女が言う最適解へ辿り着くための最短ルート。こ の宇宙の何処に誰が、どれだけ存在するかを“みんなの救世主”に教えている。他の者な ら光の瞬きにしか見えないだろうが、彼の凶眼は取りこぼさない。目で追わずとも全感覚 であらゆる情報を把握しており、しかも深く吟味までしている。
その他
関連項目
- マグサリオンが無から作り出した覇道の理。
- 取り込んだ人々の人格を外装として纏い覇道流出を行う。