堕天無慙楽土
堕天無慙楽土 | |
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読み | パラダイス・ロスト |
作品名 | 黒白のアヴェスター |
分類 | 能力 |
使用者 | マグサリオン、無慙 |
作中体系 | 開闢の法 |
別呼称 | 堕天奈落 |
能力について
来歴
- 第一神座において存在した“みんな”の祈りをかき集めた覇道
- マグサリオンが自身の戒律で神格を獲得し、覇道の祈りを外部から獲得したもの。
- マグサリオン自身を覆い、彼の人格は外装人格の内に埋没される。
今まで集めたすべての祈り、不変に留めた“みんな”の記憶。冥府魔道のもたらす成果 が、神剣からの放出と反射の形をとってマグサリオンの外郭を覆い始めた。
外装人格
“みんな”のすべてが何処かしらに、ほんの些細な欠片であろうと組み込まれていた。そ の万華鏡めいた色彩に、真我は固い呻きを漏らす。
堕天の理
- 全人類が原罪を背負って生まれ落ちる世界法則
- 価値観や判断基準がその罪に起因し、一般的な道徳や倫理観は無視される。
- 欲望が肯定され著しい繁栄がもたらされる反面、弱肉強食が当然のように起きる世界。
- 文明・技術のアップデートはあっても倫理のアップデートはない。
無慙の時代は、悪を喰らう悪の楽園。要するに混沌だった。 すべての生命が原罪という業を抱いて、罰となる苦界に生きる。 この世界に善人なんてものは存在せず、利益や快楽の為に他人を貪る弱肉強食。 力こそが正義であり、反省なんか誰もしない。 むき出しの欲望が肯定される世界は文明の発展を促し、比例して生まれる新た な罪が跳梁跋扈を繰り返す。
その他
元ネタ
- 失楽園、楽園追放(英:paradise lost)
- 旧約聖書『創世記』第3章、あるいはそれを題材にミルトンが作成した叙事詩。
- アダムとイヴが、蛇に変身したサタンに唆されて神に禁じられた「善悪の知識の木」を食べてしまい、
- その咎でエデンの園を追放される話。
- その話の中でかつて天国で起きたサタンの反乱、さらに前の天地創造の話も出る。
- 神は禁断の果実を食べた二人を罰するために御子を遣わし、御子は、蛇、イヴ、アダム、サタンたち悪魔に罰を与える。
そしてアダムとイブは楽園を追放される。
関連項目
引用元