いばら(煉獄姫)

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いばら(煉獄姫)
作品名 煉獄姫
分類 術技
使用者 アルテミシア=パロ=ラエ
作中体系 煉術
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術技について

煉獄姫に登場する術技。
煉術の一つ。
肉食の仮想植物を創造し襲わせる


仮想植物の創造

  • 棘に似た植物の創造
萌芽と同時に急速に成長し、対象を拘束する。
 アルトの足許から、棘の林立した蔓が出現した。
 出現すると同時、急激に生長していく。蔓が伸び、増え、まるで九頭竜のように蠢き始め
る。尻尾にも足にも似た根は床に埋まっておらず、絨毯の上を這って、

(中略)

 彼女たちは避ける様子も防ぐ仕草も見せなかった。
 巻き付く蔓も、食い込む棘も、緊縛される手足もなすがまま――宙へ持ち上げられる。

[1]

  • 捕食するために牙がある
使用者の合図で蕾が生まれ、それが咲くと花冠の中に牙が並ぶ口がある。
描写的にウナギのような口
 煉術陣を生やした片手が、す、と横に振られた。
 それに応じて、蔓の一本から小さな蕾がふたつ産まれる。
 どちらとも産まれた途端に蠕動し、瞬く間に生長し、葉擦れが肉感的になったような奇怪な
音とともに蕚を破り花冠を広げていく。
 大きさは――あまりに巨大だった。人ひとり分はある。
 しかも花弁の中にあるのは雄蕊や雌蕊などではない。
「ふふ……恐い。恐いわね」
 牙、だった。
 鋭い一本一本が隙間なくびっしりと並んだ様はまるで擂り鉢か下ろし金。ぎちぎちとしなが
ら花弁を大きく開く様は、まるで薔薇の形をした獣。

[2]

  • 消える際は捕食したものも消える
石化して塵となり、毒気以外は何も残らない。
消化が早い?
 腕に展開されていた煉術陣が雲散するとともに、蔓が、棘が、花が、『いばら』が、石化し
たように動きを止め、麾となって砕けていく。
 中にあったキリエたちは、もはや血の一滴すら残っていなかったらしい。
「いばら』が消失しても絨毯を汚すものはなかった。
 部屋を染めたのはただ、イオのいるところまで届く嘘せ返るほど濃い煉獄の香り。紛い物の
薔薇が散った後に残る、世界のどこを探してもない花の馥郁。

[3]


その他

関連項目

いばらの術技分類。


引用元

  1. 藤原 祐. 煉獄姫 二幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P99
  2. 藤原 祐. 煉獄姫 二幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P100
  3. 藤原 祐. 煉獄姫 二幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P102-103