アイリスの十八番

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アイリスの十八番
作品名 煉獄姫
分類 武器
使用者 ユヴィオール=カタシェレティス
作中体系 アイリスの魔剣
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武器について

煉獄姫に登場する武器。
アイリスの魔剣の一つ。形状は長剣。
刃に触れたものを毒気に変える魔剣


形容

  • 白濁した刃の長剣
刀身は一メートル。
 ごく緩やかな弧を描く細身で、長さはおよそ一米
 白濁した半透明の刀身は磨り硝子か、或いは朝陽を受けて輝く湖面のようだ。

[1]


来歴

  • いくつかの試作を経て生まれた完成品
アイリスの最初の二振りは十八番の試作品で既にこの世にない。
アイリスの十五番はアイリス=デーンと技術が融合してしまい失敗作となった。
アイリス=デーンも『何でも斬る剣』を作ろうとしたが技術体系が合わなかった。
 一番から五番まではアイリス=キャリエルの銘による。そのうち一番と二番は既にこの世に
ない。二本とも彼女の目指した最高傑作――ユヴィオールに与えた『十八番』の試作品であり、
失敗作だったのだ。他人の手に渡って数年で崩壊してしまったと聞いている。

[2]


物質変換

  • 刃先に触れたものを煉獄の毒気に変換する
触れた毒気は消失するため物体の結合が解かれる=斬れているように見える。
 その特性は、現世の物質を煉獄の毒気に変換するというもの。
 つまり通常の煉術とまったく逆の発想だ。この白い刀身に触れたものは、鋼であろうと岩で
あろうと肉であろうと水であろうと、硬度や強度に関係なく煉獄の毒気に分解される。あたか
も煉術で創成した仮想物質が大気に還るように――『消失点』のように。
 故に傍目には、何の抵抗もなく物質を斬り裂いているように見えるという訳だ。

[3]


欠点

  • 峰や側面の部分には毒気変換の効果がない
刃先数ミリしか切断能力がない。
  • 気体および煉獄の毒気は変換対象外
毒気そのものが天敵。
 特性が働くのは刀身の刃部分、わずか数粍。だから実際の刀と同じく峰に触れても斬られ
ることはないし、広範囲の物質を毒気に置換して消滅させるような芸当も不可能だ。
 また、大気――酸素や窒素、二酸化炭素などの気体には反応しない。大気を消滅させれば
刃に真空が生まれてしまい、それが使用者をも傷付けてしまうからだ。
 そしてもうひとつ。
 触れた対象を煉獄の毒気に置換することで結合を破壊し斬る、という特性を持つが故に、こ
の刀には決して斬ることのできないものが存在する。
 つまりは破壊の副産物として発生する物質である、煉獄の毒気それ自体。

[4]


その他

関連項目

アイリスの十八番の武器分類。


引用元

  1. 藤原 祐. 煉獄姫 五幕. アスキー・メディアワークス, 2012, P121
  2. 藤原 祐. 煉獄姫 六幕. アスキー・メディアワークス, 2013, P214
  3. 藤原 祐. 煉獄姫 六幕. アスキー・メディアワークス, 2013, P227
  4. 藤原 祐. 煉獄姫 六幕. アスキー・メディアワークス, 2013, P227-228