エルザ(煉獄姫)

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エルザ(煉獄姫)
作品名 煉獄姫
分類 存在
使用者 アルテミシア=パロ=ラエ
作中体系 煉術
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存在について

煉獄姫に登場する存在。
煉術の一つ。
煉獄から呼び出されるアルテミシア=パロ=ラエの母親


自動発動

  • 使用者が自動で発動している障壁が破壊されると発動する
周囲の煉術を分解・吸収して三次元煉術陣を描きエルザを召喚する。
 次いで『千の剣戟』に変化が現れる。
 ぼろぼろと砕けながら、枝たる刃と幹たる柱が崩壊していく。仮想物質が大気に還元される
のとは違う。人造人間の力『消失点』とも違う。強いていうならば、吸い込まれるようだった。
煉術がアルテミシア王女の周囲に、まるで溶け込んでいくような。
『千の剣戟』が消え去った後、彼らが見たのは煉術陣だった。
 王女の背中から、黒色の紋様が生え伸びていく。しかしこれまで何度も見てきた王女の煉術
陣とはまったく違う。いや、違うなどというどころではない。ユヴィオールたちが知っている
『煉術陣』とは、果たしてああいうものだっただろうか?

[1]

  • 使用者の生命を脅かす危機を排除するまで破壊し続ける
使用者はその間に意識を喪う。
 次に、アルト自身があれを制御できないということ。破壊行為は完全に自動的であり、条件
を満たすまで消えることはない。条件とは、危機が去ることだ。ただしそれを母子のどちらが
判断しているのかは、フォグには定かでない。

[2]


形容

  • 生存のエルザの姿に瓜二つ
使用者の誕生後数ヵ月で死去しているため地下暮らしの使用者が知るはずのない姿をしている。[3]
  • 茨や鎖、多頭の蛇などで拘束されている
これらは同時に武器になる。
 多頭の大蛇を従え、茨を纏い、透明な鳳を侍らせ、輝く白金の髪をなびかせた女性。
 まるで祈るように、何かを抱くように、両手を胸の前で組んでいる。
 黒い鎖でがんじがらめに縛めたその身体とは裏腹、口許は穏やかな弧を描く。
 彼女に意識はない。
 何故こんな姿をしているのかもわからない。
 けれど、確信を持って言えることがある。
 この煉術は、彼女の遺志がアルトの心に留まった結果生まれたものであるということ。

[4]


多能力

  • 無数の攻撃手段を有する
鎖が切断、指が空間破壊、蛇が溶解毒、口から溶断する熱線を放つ。
 王妃を束縛していたが瞬時に伸び、彼の首を切断したのだった。
 隣にいたマーズ=ミィオが腰を抜かして足をもつれさせる。しかしその裙は絨毯に触れな
かった。座り込む直前、茨の絡まったエルザの指が唐突にマーズを指差したからだった。まる
で見えない獣に喰らい付かれたようにして、彼女の下半身が空間に削り取られ消失する。
 落下して転がった上半身も、続いて、ごり、と。

[5]


使用者との関連性

家族の絆

  • 母が娘を想った思念と娘が母を想う感情から生まれたもの
エルザは本人ではないが娘を守るという行動原理を持っている。
顕著なのが常時自動発動していた障壁でエルザの透明な鷹が形を変えて侍っていた。
 これは紛れもなく、想いの結果だ。
 母が娘を想い、娘が母を想い、親と子の想いが通じ合って生まれた、優しい力に他ならな
い――たぶん、ローレンがフォグにくれた知識のように。

[6]


その他

関連項目

エルザの術技分類。


引用元

  1. 藤原 祐. 煉獄姫 三幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P270
  2. 藤原 祐. 煉獄姫 三幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P278
  3. 藤原 祐. 煉獄姫 三幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P279
  4. 藤原 祐. 煉獄姫 六幕. アスキー・メディアワークス, 2013, P270-271
  5. 藤原 祐. 煉獄姫 三幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P275
  6. 藤原 祐. 煉獄姫 六幕. アスキー・メディアワークス, 2013, P279