紅楼蜃夢・摩利支天
紅楼蜃夢・摩利支天 | |
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作品名 | 神咒神威神楽 |
分類 | 能力 |
使用者 | 玖錠 紫織 |
作中体系 | 太極 |
能力について
詠唱
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紫文字はは射干として疑似神格化した場合に最初に唱え、 赤文字はの句は自力で神格となった場合に最初に唱える。後は同じ。
一 二 三 四 五 六 七 八 九 十 布留部 由良由良止 布留部
我が身に阿都加倍奈夜米流 夜佐加美安倍久病をば
天の八平手打ち上げて 畏み畏み申す
唵・阿毘耶摩利支娑婆訶
ここに帰依したてまつる 成就あれ
神咒神威――紅楼蜃夢・摩利支天 |
全可能性具現化
- あらゆる可能性を並列に具現化させられる
- 無限数の自身を存在させ、あらゆるものを斬滅する理ですら完全消滅させることは不可能。
これによって、文字通り無限数の己を並列させられるようになった紫織は、 実力的にほぼ互角の宗次朗と永遠に戦える。
- 使用制限がない
- 天文学的確率だろうと生存・勝利している可能性がある限り敗北しない。
彼女は可能性という名の濃霧そのもの。たとえ稲妻で焼かれ ようと、炎で蒸発させられようと、可能性は絶対になくならな い。 もしかしたら、生き延びていられる自分がいる限り。 もしかしたら、この雷火を掻き分けて母禮を砕けている自分 がいる限り。 玖錠紫織に負けはない。逃れられない炎にじりじりと焦がさ れながらも、死に続ける自らを踏み台に必ず敵手を追い詰め る。
使用者との関連性
太極の基となった渇望
- 常に最高の自分でありたい
- 出来ない、やれないことのない自分を求める渇望。
己に対する可能性の希求といった渇望のもと、まさしく自己を陽炎その ものへと変生させた蜃の神威。紫織の求道が至った究極の境地である。
その他
元ネタ
- 蜃
- 蜃気楼を作り出すといわれる伝説の生物。時に霊獣の一種とされるている。
- 古代の中国と日本で伝承されており、巨大なハマグリとする説と、竜の一種とする説がある。
- 蜃気楼の名は「蜃」が「気」を吐いて「楼」閣を出現させると考えられたことに由来する。
- 摩利支天(サンスクリット:Marici)
- 陽炎を神格化した仏教の守護神・天部の一柱。
- 実体がないので何者も傷つけられず、捉えられない日天の眷属。
- 日本では戦国時代に武士からの信仰が篤かった。
- 詠唱:ここに天の数歌~畏み畏み申す
- 鎮魂祭に使用される祝詞。アレンジがかかっている?
- 詠唱:唵・摩利支曳娑婆訶
- 詠唱:唵・阿毘耶摩利支娑婆訶
- 摩利支天の真言。
- 阿毘耶は太陽、もしくは太陽神を意味する。
- 詠唱:ここに帰依したてまつる 成就あれ
- 詠唱にも含まれるサンスクリット語「唵~娑婆訶」の部分の訳。
関連項目
- 紅楼蜃夢・摩利支天の能力位階。
引用元