アイリスの十一番

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アイリスの十一番
作品名 煉獄姫
分類 道具
使用者 アイリス=デーン
作中体系 煉術
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術技について

煉獄姫に登場する道具。
アイリスの魔剣の一つ。形状は鍵。
自由に大きさを変え、振ると異空間の倉庫に接続する剣


形容

  • 長さ十五センチ未満の短剣
刀身は曲がりくねり七枝刀のように枝が生えている。
短剣としては短く、鍵としては大きい。
 奇妙な形状をした短剣だった。
 長さは十五糎にも満たない。細い刀身自体が曲がりくねっており、あちこちから別の小さな
刀身が生え伸びている。まるで、小枝をそのまま折り取ってきたかのようだ。

(中略)

 よく見れば刀身というよりも本当に枝だ。刃などなく、金属棒に近い。切ることも刺すこと
もできなさそうだが、だとしたら煉術的な作用が付加されるのか。

[1]


サイズ可変

  • 腕輪の飾りから短剣サイズへ変化する
普段は小型化して持ち歩いている。
握りしめたまま手を振ると短剣サイズへ戻る。
 腕輪に付いていたあの飾りが変化したものだとすぐに気付く。掌に握り込めるほどの小ささ
しかなかったのに一瞬で体積と形を変え、大きくなった。煉術ではない。煉禁術で創成した短
剣――つまり彼女が創ったものだろう。

[2]


異空間接続

  • 鍵を虚空に差して回すと異空間から物品を取り出せる
刀身が異空間に繋がるのか消失する。
 ぞんざいに短剣が振るわれる。ただし、虚空に。
 彼女の眼前、空間の中に短剣の刀身が埋まる。埋まる、という形容で合っているのだろうか。
まるで中途から消失したようでもあった。
 次いで、空間に刺された短剣が柄ごと捻られる。直後。
「な……!」
 同じようにしてアイリスの周囲、上。何もない虚空からばらばらと、武器たちが落ちてくる。

[3]

  • 異空間自体を現世に固着している
即席の仮想空間とは別ベクトルの高難易度で作成されたと思われる。
その分発動は早く毒気も必要ない。
「まあ、剣を収納するってのと人間ひとりまるごと生きたまま隠せるのとじゃ術構成がだいぶ
違うんだが……とにかく、異空間を構築するのはなかなか難儀な煉術だよな。お前さんの場合
は煉禁術で現世に固着してるから発動に手間はかからんにせよ、固着させるためには呆れるほ
どの手間と時間をかけてるに違いねえ」

[4]


使用者との関連性

アイリス=デーンの場合

  • 使用者にしか使えない
使用者の魂が起動キーになっているため他人には使えない。
本作品では別人格も魂が異なるらしくアイリス=キャリエルにも使えない。
「俺の魂に反応してしか起動しない。あいつでも……もうひとりの俺でも駄目なんだ。だから
誰にも手出しできない。俺以外の誰にも、な」

[5]


その他

関連項目

アイリスの十一番の道具分類。


類似した煉術。


引用元

  1. 藤原 祐. 煉獄姫 四幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P137
  2. 藤原 祐. 煉獄姫 四幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P137
  3. 藤原 祐. 煉獄姫 四幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P138
  4. 藤原 祐. 煉獄姫 四幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P146
  5. 藤原 祐. 煉獄姫 四幕. アスキー・メディアワークス, 2011, P138