無間叫喚地獄
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無間叫喚地獄 | |
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作品名 | 神咒神威神楽 |
分類 | 能力 |
使用者 | 天魔・悪路 |
使用者(ネタばれ防止) | 櫻井 戒 |
作中体系 | 太極 |
能力について
詠唱
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一 二 三 四 五 六 七 八 九十
由良由良止 布留部
血の道と血の道と其の血の道返し畏み給おう 禍災に悩むこの病毒をこの加持に今吹き払う呪いの神風
橘の小戸の禊を始めにて 今も清むる吾が身なりけり 千早振る神の御末の吾なれば 祈りしことの叶わぬは無し
――太・極 ―― 随神相 ――神咒神威 ・無間叫喚 |
此久佐須良比失比氐罪登云布罪波在良自の詠唱
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種種の罪事は天津罪、国津罪、許許太久の罪出でむ 此く出でよ 此久佐須良比失比氐――罪登云布罪波在良自 |
腐敗毒化
- 自身に接触するものを腐敗させ分解する腐敗毒へと変わる
- 肉体は勿論、視線や声、気勢にも腐敗毒の概念が宿っている。
紫織の拳が崩れていく。のみならず手首も、肘も、肩まで も、異界の獣がその顎で食らい尽くしていくかのように、凄 まじい勢いで体細胞を分解していく。 腐っているのだ。あれは視線も呼吸も何もかも、触れると言う概念 総てにその現象を付随させると見て間違いない。
+ 此久佐須良比失比氐罪登云布罪波在良自
- あらゆるものを分解して腐泥へ変える腐敗毒の奔流を放つ
- 速度は音速、規模は一万の軍勢を纏めて分解できる規模。
- 陰陽術の結界である程度の軽減はできるが、物質的な防御は不可能。
青年の周囲に広がる闇は粘性を帯びた泥に似て、まるで原生 動物のごとく蠢き、捩れ、溢れ出し—— 「此久佐須良比失比氐――罪登云布罪波在良自」 一気に、その質量を数百倍へと爆発させた。 泥が走る。闇が奔る。総てを攫う津波さながら、進行方向に 存在するあらゆるものを呑み込んで、音を超える速さで広がり 続ける。 それは言うなれば、死滅という概念そのものだった。触れた 物は悉く、土も木々も石くれさえも、分解されて腐泥に変わ る。
叫喚地獄内部
- 肉壁と腐敗臭に満ちた世界
- 異物の挙動を余さず感知できる。
巨大な荒神の内部に突入を果たすものの、核たる悪路へ宗次 朗の渾身は届かない。ここが彼の腹の中だと言うのなら、入り 込んだ異物の挙動など手に取るように分かるのだろう。
- 存在するモノを腐蝕する腐界
- 物質・エネルギー、あらゆるものを腐らせて無効化できる。
- 概念的な攻撃は腐滅できない。
悪路の体皮へ接触した途端、斬撃そのものが腐り落ちた。足止めに すらならぬまま、轟と音を立てて死風が荒ぶ。
使用者との関連性
太極の基となった渇望
- 愛する者を守るために総ての穢れを引き受けたい
- 自分は毒で穢れて全身腐っている=腐敗毒化が発現した。
彼がこうした能力を持つに至った背景は、愛しい他者を数多の嘆きから 守るため。彼らを傷つかせないし汚させない。そのためならば、自分一 人が毒を被ることになっても構わないという救済の祈りである。
その他
元ネタ
- 叫喚地獄
- 八大地獄ののひとつ。第四の地獄。
- 釜茹や猛火の鉄室に入れられた罪人が号泣、叫喚する地獄。
- 泣き喚き、許しを請い哀願する声を聞いた獄卒はさらに怒り狂い、罪人をますます責めさいなむという。
関連項目
- 無間叫喚地獄の能力位階。
- 無間叫喚地獄の基となった前作の能力。
引用元