無間身洋受苦処地獄
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無間身洋受苦処地獄 | |
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作品名 | 神咒神威神楽,Dies irae |
分類 | 能力 |
使用者 | 天魔・宿儺 |
使用者(ネタばれ防止) | 遊佐 司狼 |
作中体系 | 太極 |
別呼称 | 悪性腫瘍・自滅因子 |
能力について
詠唱
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アセトアミノフェン アルガトロバン アレビアチン エビリファイ クラビット クラリシッド グルコバイ ザイロリック ジェイゾロフト セフゾン テオドール テガフール テグレトール
マリグナント・チューマー・アポトーシス |
異能消去
太極・無間身洋受苦処地獄。 神殺し、異界殺し。その理は神格やそれに類する事象に向けた致死毒の 具現である。 ゆえに異能の無効化と言うよりも、それらの法則が自戒してしまう業病 を対象に叩き込んでいると表現するのが正しい。 宿儺自身、夜刀という神格の自滅因子、死病であるため、夜刀と同等以 下の異界法則ならば問答無用で消し去れる。それは彼が、その気になれ ば穢土を破壊できるという事実に他ならない。
- 所作総てに異界殺しの効果が付与する
- 気炎や視線も同様の効果を持つ。
発動する兆しを見せたものの――悪路の視線と同じく、宿儺の眼光一睨みによって高めた力が掻き消される。
魔弾
- 放つ弾丸に異界殺しの効果を持たせる
- 直撃すると異能や歪みによる身体能力強化が解除される。
- 山を吹っ飛ばして、空に亀裂を入れる威力であるため、肉体が弱体化した状態で中れば致命傷となる。
直撃だけはしなかったが、飛び去る弾は停止した穢土の景色 さえも破壊していく。空が穿たれ亀裂が走り、山脈が蹂躙され て吹っ飛んだ。 あまりに弾速が凄まじすぎて、掠りもしてないのに手足が千 切れ飛びそうになる。だが何よりも、その威力以上に最悪なの が――! (中略) ――横殴りに叩きつけてくる魔弾の豪雨すら、奴の理を孕ん でいるということだ。
異界内部
- 幾何学模様が規則的に動く
- 視界に収めているだけで不快感を催す万華鏡風景。
- 絵を継ぎ接ぎ模様に構築したような捩れて歪んだ模様。
まず第一に――其処を一言で表すならば、万華鏡という言葉 が適切だろう。 見渡す限り広大な果ての無い空間に対し、空には常に複雑な 幾何学模様が規則性と共に描かれている。斑で不揃いな色彩は 目に厳しく、見ているだけで自然不快な気分を催してくる。
使用者との関連性
太極の基となった渇望
- 真人間として生きない者を認めない
- 神から生じたモノや神そのものを拒絶する。
- 逆に神の恵みを拒否して人間として生きようとする者には太極位階ごと消滅する。
彼がこうした能力を持つに至った背景は、宿儺自身が神の玩具として創 られた存在であるということへの憤り。己は一個の人間であり、神など という浮ついたモノに振り回されてなどいないのだという矜持である。 ゆえに、そんな彼と同様の信念を持って人たらんとする者には一切の神 威が使えなくなり、宿儺も人同然の存在と化す。
Dies iraeでの神威
異界の自壊
むしろ、それ自体が自滅する因果を叩き込んでいる。対象の防御も精神も 素通りして、司狼に触れた神格という異界は自殺するのだ。 であれば、その効果判定は蓮の強さに依存したものだろう。彼の軍勢と化し た司狼なら、原則蓮を上回る破壊は起こせない。
その他
元ネタ
- 身洋受苦処地獄
- 無間地獄に属する十六辺地獄のひとつ。
- 出家者や病人に布施した財物を僧侶を装って奪い取った罪人が落ちるとされている地獄。
- この世の全ての病が罪人を苦しめる地獄。
- 詠唱
- 全てアポトーシスを誘発する副作用を持つ薬、もしくは病名である。
関連項目
- 無間身洋受苦処地獄の能力位階。
- 能力の名前にもなっている使用者の特性。
引用元